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daily and diary

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にちじょうの、にっきです。
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#音楽

考えていたこと。

・サザンの無観客ライブ配信が18万アクセスされ、6億円超の売上を出したそうだ。 もちろんそこから様々なところにお金は分配されていって、「利益」となるお金がどれくらいあるかはわからないけど、でも、ものすごいことだなと思った。 このコロナ禍で良かったこと(という表現はなるべく避けたほうがいいけれど)は、無料もしくは安価で好きなアーティストのライブや演奏を観れることが以前よりも格段に増えたことだなと思う。 コロナが無ければナンバーガールの無観客ライブなんて一生観られなかっただろうし

さよなら、チル。

アップルミュージックを利用している。もはや依存していると言い換えても良い。 音楽のサブスクリプションって…なんかこえーよwと思っていた時代が私にもありましたが、今ではサブスク入ってないなんて考えられないです。 とにかく、定額で膨大な音楽に即アクセス出来るというのは、好きなバンドの新譜を入荷をしないようなCDショップがある片田舎に住んでる身としても、大変ありがたいものなのだ。 アップルミュージックには「プレイリスト」という機能がある。 様々な音楽をひとつのくくりにしてコンパイ

六月半ばに風が吹いた

昨日のお昼。 突然頭の中に流れてきた歌があって、これは誰のなんていう曲なんだろうと思い、かろうじて分かる歌詞で検索すると、藤井風の「優しさ」という曲だった。 きっとスーパーにでも立ち寄った時になんとなく聴いていたのだろう。 それにしても突然であった。急に知らない人の知らない曲が頭の中に流れるなんて。 いやこれはもうきっと自分の本能がこの「藤井風」というアーティストを聴けと言っているに違いないと思い、すぐにアップルミュージックにアクセスした。 結果、ものすごい衝撃を受けた。

鉄風、鋭いままで。

今年の夏、ナンバーガールというバンドが日比谷野外音楽堂でライブを行った。 そのライブの模様がWOWOWで放送されるとのことで、WOWOWに加入しているお知り合いにビール六缶を賄賂として渡し、その放送を録画して頂いた。 で、ここでつらつら僕とナンバガの出会いだとか思い出だとか、ナンバガがどれだけ好きなのか、どれだけ凄いのか…なんてことを得意の語彙力とユーモア満載の文章で書くことも出来るのだけど(ぉぃorマテ)、長くなりすぎて途中で終わってしまいそうだから省くことにする。シンプ

まだはじまったばかり。(AKG/「ホームタウン」によせて)

アジカン先生の新作と、ホルモンの新作と、星野源の新作をずっとリピートして聴いている毎日である。 今回はまずアジカン先生。 前作(といっても3年半も前だけど)の「Wonder Future」がそこまでハマれなくて、うーん、なんだかなぁと思っていたところ、届いたのがこの「ホームタウン」というアルバム。 これがもう素晴らしくて。久しぶりにアジカン先生のアルバムをリピートして聴く、という幸せに浸ってる。 一曲目の「クロックワーク」が「暗号のカイト」や「十二進法の夕景」なんかを彷彿と

くじらのすみか。

秋や冬の"りん"とした空気感が昔から好きだった。 布団に潜り込んで自分の体温でじんわりと温まっていく瞬間や、寒空の下で体を擦りながら白い息を吐いて過ごす時間、ピリっと晴れた朝の時間に厚着をして歩くこと、オリオン座を目に映したままぼんやりと夜の時間に体を預けるような。 そんなものに、もはや愛おしささえ感じていた。 もちろんそれを愛せるのには、たどり着くべき"あたたかい場所"があるからなのだけど。 音楽に、季節や温度なんていうものを感じることがある。 そういう感覚が好きで、季

まだ知らない世界がある

先日書いた「目には見えないマネー」の使い道をぼんやりと日々考えていて、これまたぼんやりとイヤホンを物色していた。 Shureというブランドのカナル型イヤホンが好みで、10年くらい前に愛用していたのだけど、残念ながら断線してしまっていたから後継機であるSE215という機種を買う足しにするかぁなどとぼんやーり考えていた。 そうして調べていく中で、「中華ブランド」というものが目に入った。 中国のメーカーのもので、どういうカラクリがあるかよく分かってないけれど、数万円で売られている物

最近好きな曲の話です

時期とか天候とか、そういうので日々聴きたい音楽というのがコロコロ変わっていくタイプなのであくまでも「今日」、「今の」って感じだけど、最近聴いてる好きな曲についてつらつら書くぞぉ。 ①Mr.Children:「Your Song」仕方ないね。アルバム発売されたばかりだしね。 この曲について分析するとしたら、その"曲構成"が面白いということを挙げたい。いやでも、特別真新しいことをしているだとか、そういうのじゃないんですよ、これ。 言いたいのは、「これだけシンプルにしちゃっていい

曖昧線に飛び乗って

こうしてnoteに日記のような雑記のようなのを書き出してから、よく過去のことを思い出すようになった。日常の中にそんなにいつもいつも話題があるわけではないから、ついつい過去からエピソードを引っ張って来るわけです。 今日もそんな不意に思い出される過去の場面があるので、書いてみたい。 一人暮らしをしていた学生時代から社会人2年目くらいまで、僕の移動手段の98%は自転車だった。 悪天候でどうにもならない日も傘さし運転をして、極力自転車に乗っていた。それでもしんどいときは交通機関を使

とはいえ結局ミスチルの話。

脳内を出来るだけそのまま文章にしていく遊びをしてみる。 こういうふうになんにも決めないまま筆を持ち書くことを「随筆」と言うんだって。なんかさ、「エッセイ」まぁ「随筆」だけど、そういうのって読んだ人がちょっとした何かを感じるであるとか、なんかこう、勉強になるとかでもいいけど、そういうのが無きゃいけないものだって思ってたのだけど、そうでもないんですよね。 いや、もちろん文章が上手い人のそれは自然とそうなるから、そう思っちゃうんだろうけどさ。いや今の文、代名詞が多くてややこしいな。

Zakki0912.

最近頭の中を駆け巡ってるものを箇条書きにしよう。 ①スタッカート星野源の「アイデア」のアウトロにある最初で最後のスタッカートが小気味いい。イントロと同じ木琴によるリフレインが鳴り響く中、アウトロの一箇所にだけ、『ッターン!』とハネる場所があるのだ。 この曲には本当にたくさんの"アイデア"が詰め込まれてるけれど、その一箇所のスタッカートはほんとにセンスが良いなぁと思った。 ②どっきりどっきりどんどん「おジャ魔女どれみ」というアニメ作品のオープニング曲であった「おジャ魔女カー

鬼束ちひろ UNDER BABIES@福岡国際会議場 2018/8/20

こういう記事こそブログでやるべきだけど。 昨日、行ってきました。 福岡国際会議場という会場で観るライブは初めて。あそこの並びすごいですね。隣に福岡サンパレス、その隣に福岡国際センター。 ちなみにサンパレスでは前川清さん、国際センターでは長渕剛さんのライブが行われていました。笑 父がね、長渕剛の大ファンだったから。同じ日にライブするなんてすごいなぁなんて思いつつ。国際会議場に行くついでにツアートラックと父の写真とで写真の撮影が出来たり、帰りにはグッズが買えたり出来ました。きっ

聴いたものの感想文+α

★蓮沼執太フィルのセカンドを聴いた。 前作「時が奏でる」がとても好きだったので、蓮沼執太個人ではなく、フィルとしての新しい作品を作ってくれたのがまず嬉しかった。 今回の「ANTHROPOCENE(アントロポセン)」は、前作に比べると、やや難解に感じた。16人編成の音源だからロックバンドとは全然違って、音がとても緻密になる。譜面を追ってるのがわかる、というか。いやそもそも音楽ってそういうものなんだけど。だからそういうクラシック的な側面もあるし、かと思えばラップがあったりシン

サザンを観て思ったこと

昨夜、NHKで放送されていたサザンオールスターズのライブ映像を観ていた。なんでも、今年でデビュー40周年を迎えたのだそうだ。 彼らがデビューした70年代や80年代と言えば、音楽の歴史で言うとオールディーズなんて言われもする年代である。 音楽は常に新しいものが産まれていくから、10年ペースで区切られて、やがて「その時代の音」として過去のものに変わっていく。巷には大量の音楽が溢れて飽和状態にありながらもなお、サザンは常に第一線であり続けている。 化物だな、と思う。 サザンの