見出し画像

「ほんとうの南極犬物語」の感想

昨日、「ほんとうの南極犬物語」を読んでみました。読み終わって思ったのは、感動する話だなと思いました。

この本は、南極の観測のため、昭和基地がたてられた時、犬橇で移動していました。その犬橇の犬たちが、病気で死んだり、迷子になって死んでしまいます。
その後、南極に居残りになった人たちを迎えに、船が来たのだが、氷のせいで進まなくなり、食料もないので、犬たちは置いていき、人間たちは戻ることになります。けれど、それに反対した居残りの人達が、何頭か連れて帰るようにしました。
そして、何年か後に、もう一度観測に行くと、置いていかれた犬たちのうち、2匹だけ生き残りました。

という話です。犬たちを置いていかなければならなくなった時の観測隊の気持ちや、犬たちの気持ちを考えると、すごく悲しかったと思います。

人間が他の生き物より自分を選ぶほど、人間は、自分勝手だなと思いました。自分もそうだと思うので、考えて選択していきたいのと思います。

この記事が参加している募集

#読書感想文

189,568件