ブラック企業の定義について

 ブラック企業と聞くと何を思い浮かべるか?
 とりあえず、代表的な以下の項目を取り上げるとする。

・長時間労働
・パワハラ
・賃金問題

 これは、経営者や上層部に問題があると言われているが、私はそうは思わない。確かに、彼らが仕事を放り投げ、怠けているなら話は別だが、基本的には上の立場ほど責任感や焦りがあるのが通常だと言う大前提で論ずることにする。

 長時間労働についてだが、商品やサービスを提供するにあたり、顧客の約束や納期があり、これは守って当然であり、安易に反故にするなど、外道そのものである。納期に間に合わせるために残業や休日出勤をするというならば、それらは当たり前のことであり、褒められる要素すらない。
 それが嫌だからと言って納期を長めに設定すればどうだと言うことになるが、それも利益が出ないし、他社との競争に負けるため、会社が潰れる。
 とどのつまり、ヌルヌルした環境で仕事をすれば秒速で淘汰されるだけ。日本のGDPは1991年から約30年、平均成長率が0.7%で、その深刻さに目を向けず、プライベートを充実させたいと言う我儘からか、会社に不満タラタラなカス共ばかりになった。
 たかが長時間労働や休日出勤など、生ぬるいにも程がある。それに加え、作業効率やスピードが何よりも大事で、それを含めて長時間労働して、古き良き日本が復活する。
 言うまでもなく、ダラダラとすればいくらでも長時間労働ができ、それで残業代が貰えると喜んでいる奴はゴミクズだから、それは論外。
 せめて、社会に出てから一度でも倒れなければ凡人ではなく、怠け者であることを自覚せよ。

 パワハラ問題についてだが、仕事で暴力をふるったり、怒鳴り散らすことを言うのだが、それの何がいけないか全く理解できない。寧ろ、問題になっているのは、すぐ被害者ぶったり、労基や、果ては親に告げ口をするような逆パワハラではないか。
 なぜ暴力をふるったり、怒鳴り散らすかと言うと、それは真剣に仕事をしているからである。会社の利益のため、出世のため、本気になっている人の足を引っ張ることがどれだけ害悪かわかってない。真剣になれない奴の人非人ぶりこそ、驚愕させられる。
 それを踏みにじっている奴にやれ人権だ、やれ教え方が悪いだなどほざいてもらっては、進む仕事も進まないし、会社の利益が出ない。
 しかも、仕事に責任感も持たず、チームワークの輪を乱す、そういう奴の存在こそ、会社をブラックな環境にしているのである。
 仕事が出来ず、と言うか、ボーッとして仕事もせず、日本語がわからないような奴に優しく(笑)丁寧(笑)に指導しても、話が通じないので、飛び蹴りの一発はお見舞いして当然である。ある程度殺される恐怖がないと動かない。

 賃金問題は、一言で、実力に見合った賃金と言うものがあり、それ以上でもそれ以下でもない。

 何を言いたいかと言うと、仕事の目標が低く、危機感がなく、のんびりした奴がより競争社会と言う現実と向き合えず、上層部や、まともに働く社員に皺寄せが来て悪循環に陥り、ブラック企業と言うものができると断言する。
 やれ働き方改革だ、週休二日だ、パワハラ撲滅だとメディアは耳にタコができるくらい騒いでいるが、
 成功者や向上心のある人の足を引っ張る奴がいかに害悪か、そういった実情こそもっと問題視すべきではないか。


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