サウナ備忘録第31回【埼玉・ホテルルシール】
圧倒的プライベート感、世界にはまだまだワクワクが潜んでいる。
31本目は埼玉県さいたま市にあるいわゆるラブホサウナ、ホテルルシールです。
昨今のテントサウナ、およびそれを楽しむ人々たちによるコミュニティの盛況ぶりは目を見張るものがありますよね。
松本湯しかり、サ滝フェスしかり。
趣味を同じくする人たちが一堂に会し、サウナ・コミュニケーション・飲食を楽しむ、これを楽園と呼ばず何と呼ぶのか。
ただね、何というかね。
ハードルが高いんすわ…
「テントサウナ会」とか「〇〇サウナ部」とか、そこらへんの人々ちょっとコミュ力高すぎない?
活動のアグレッシブさヤバくない?
絶対クラスの中心だったよね?
決してそういう方々を否定する訳でなく、純粋にすごいなぁと思いながら眺めつつも、交わることはないだろうと思って過ごしてるんですけど。
それでも。
それでも!
ワシも身勝手にサウナ入ってみたいんじゃ!!!
アウフグースごっこしたいんじゃ!!!
汗流しカットして水風呂ダイブしたいんじゃ!!!
ということで(????)手っ取り早くラブホサウナに行くことにしました(前置きが長い)。
需要があるか分からないけど、まずは「行こう!」と決断してからわかったこと・気付いたことを列挙していきます。
①関東周辺を見た感じドライ・ミストが半々くらい
②グレードの高い部屋にしか無い訳でもなかった、むしろお高いお部屋はミストの比率が高く火力不足に陥りそう
③(電話対応の人が優しければ)事前に火入れをしてくれ早々から楽しめる
④サ活・施設情報がとにかく少ないので開拓する楽しみがある(ルシールのサウナイキタイ上の写真は私が撮影したものです、ドヤッ)
てな感じ。
事前知識は十分、電話で空きも確認したのでいざ突撃。
受付のおばさま、とってもいい人だったんだけどタイミングが合わずでサウナの電源は付いておらず、無念の30度スタート。
お風呂に直結する形でサ室がついてる感じで新鮮。
薄々気付いていたけど二人は同時に入れない感、残念ながらアウフグースごっこは出来ず。
温度設定のダイヤルが120度!まであって愕然としたけど流石にそこまではいきませんでした、そりゃそうよな…
文字通りの水風呂を浴槽に貯め、待つこと約一時間。
80度のお一人様サウナの出来上がりです。
80度かぁ…と思いながら入ってみるととにかく狭い。
狭いからこそいい意味で80度とは思えない発汗、こりゃいいぞ。
そして無音、圧倒的無音。
音しないは狭いはで閉所恐怖症の人が入ったらわりと死ねる。
ただね、小窓からちょうど浴槽が見えるんですよ…
ラブホあるあるのジャグジー&ライトボタンを押し、浴室内の電気を切ってからサウナに入室するとまた違った幻想的な雰囲気。
5分でジャグジー切れるからパートナーに再度スイッチを押してもらうのもまた面白い。
じっくり、あせらず、しっかり、じんわり汗かいて。
ドアを開けると即!水風呂!!汗流しカットして入っちゃう!!!
体感20度、ジャグジー付きで十分冷たい、やるやん…
ととのいはベッドの上ってのも新感覚。
有線でいい感じのヒーリングミュージックかければそこはもう天国。
しっかり3セット満喫しました。
行ってみての思ったことは
①二時間コースはキツい、サウナとして稼働出来るまでに一時間はかかるので火入れお願いするか長時間コース推奨
②サ飯・水風呂(清涼系の入浴剤入れてみるとか)・BGMの自由度が段違いなので「ぼくのかんがえるさいきょうのサウナ」が出来る
③普段取れない写真が撮れる
個人的には③がアツかった。
とか
ホテルのマスコットと記念写真撮ったり
うーむ、楽しい。
サ室内って絵になるよなぁ、エモいよなぁ。
ラブホサウナの真髄、その先っぽにタッチ出来たサウニング。
色んなとこ行って違いを見てみたい。
お一人様だと割高になっちゃうけど、一度は行ってみる価値ありですぜ、旦那。
次回、「いつから俺を"駐車場だけの男"と錯覚していた?」
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