かすみ

植物初心者。お茶を淹れることにハマってます。編み物、自炊します。読書も好きです。

かすみ

植物初心者。お茶を淹れることにハマってます。編み物、自炊します。読書も好きです。

最近の記事

読んだ本#29

・ここで唐揚げ弁当を食べないでください ・わたしを空腹にしないほうがいい 改訂版 ・無人島には水と漫画とアイスクリーム ・中学生の質問箱シリーズ 性の多様性ってなんだろう? ・チワワ・シンドローム 「ミアは、いろんな人のことを支えてる。ううん、支配してる。それって、いろんな人がミアに甘えてるってことなんだ。ミアにはそんな意識ないかもしれないけど、ミアはミアであることで、たくさんの人のことを背負ってる。そこから、自由になってもいいんじゃないかな」(p.200)

    • 読んだ本#28

      ・きみの人生はきみのものー子どもが知っておきたい「権利」の話 ・別冊NHK100分de名著 読書の学校 シンデレラ 読みたいに読むが追いつかない! ・べつに怒ってない ・虎のたましい人魚の涙 ・あいだで考えるシリーズ 能力で人を分けなくなる日 いのちと価値のあいだ

      • 同じじゃない、読んだ本#27

        ぬるっと4月になっていた。引き続き、院生生活。いつもよりちょっと明るく、でもはしゃぎずぎず、謙虚に過ごせますように。 先日の話をここで成仏。 ある飲み会の席で、同期と後輩と話をしていた。後輩はこの界隈の不安定な生活をネックとして、この界隈を進路として選択することを悩んでいた。不安定というのは主に経済的側面のことであって、それは当事者の一人として痛感していることだ。ただ、ありがたいことに私はある制度に受かることができ、数年間は経済的な心配を負うことなく過ごせている。まあ、いく

        • 読んだ本#26

          ・自分で名付ける ・中学生の質問箱シリーズ 障害者ってだれのこと?ー「わからない」からはじめよう ・PLUTO(#1〜8) ・シティガール未満 「渋谷西村フルーツパーラー」「新宿の相席居酒屋とディスクユニオン」「歌舞伎町のサブカルキャバ嬢」「日暮里のドラッグストア」「高円寺 純情商店街」が好き。 ・コンプレックスプリズム 「天才だと思っていた」「私のセンスを試さないでください。」「私はだれも救えない。」「音楽に救われたことがない。」「どうか味方ができませんように。」が

        読んだ本#29

          読んだ本#25

          ・思い出せない思い出たちが僕らを家族にしてくれる ・万事快調 ・砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない ・なんちゃってホットサンド 「ひのはらセット」「修学旅行」「黒島観光」「再び、資生堂パーラーへ」が好き。 ・きれぎれのダイアリー 母親から送られてきた実家の犬や鯉のぼりの写真を眺める。親は深い。どんなに信頼を寄せる相手でも入ってはいけない所があり、その境界線が自然と分かる。やさしさはあきらめでもあって、このさびしさは当然なのだと年々実感する。そんな中でも親はどこまでも、不躾に

          読んだ本#25

          Podcastと読んだ本#24

          最近、耳からの情報を積極的に取っていこうと思ってPodcastを聴くようになった。浪人時代に部屋にテレビがなかったのでウォークマンでラジオをめっちゃ聞いていた。Skyrocket CompanyやSCHOOL OF LOCK!など有名どころをよく聴いていた。大学生になってからは元さやに戻るように、テレビを見るようになった。あれだけラジオに助けられていたのに、そんな日々を懐かしく思うだけで戻ることはなかった。 そして、今radikoで聞くのは抵抗があって、ラジオを買うまではPo

          Podcastと読んだ本#24

          読んだ本#23

          ・無敵の犬の夜 ・ハジケテマザレ ・環と周 ・恋じゃねぇから#4 ・世界でいちばん透きとおった物語 ・ミシンと金魚 ・祝宴 ・おもろい以外いらんねん ・桃を煮るひと 「即席オニオンスープ」「ミニトマト」「桃を煮るひと」が好き。 ・ちくまぷりまー新書 古典を読んでみましょう

          読んだ本#23

          読んだ本#22

          ・たくさんのふしぎシリーズ 過去と未来とわたしたち ・訂正可能性の哲学 ・言葉の展望台 …謝罪は決して何かの終わりや決着ではないということも解る。誤って解決するのではない。むしろ、謝罪は新しい始まりなのだ。自分が後悔しているということをはっきりと相手とのあいだの約束事とし、その約束事に身を委ねて生きることを、謝罪は告げているのである。(p.137) ・モヤ対談 ・うたうおばけ 内線のひと、一千万円分の不幸、冬の夜のタクシー、きぼうを見よう、桃とくらげが好き。 ・「利

          読んだ本#22

          読んだ本#21

          ・臨床のフリコラージュー心の支援の現在地 ・愛は時間がかかる ・言葉の風景、哲学のレンズ  たとえ知識や情報は大して増えず、「よくわからない」と感じていたとしても、それでも目の前の会話の相手と今後もスムーズに一緒に過ごせるように、言動を修正してくれるひとはいる。それで十分だし、それこそが必要なのではないか、と私は思う。別に知識の獲得という意味では理解なんてしてくれなくていいし、そして安易に理解できるなどとも思ってほしくない。ただ私とあなたで今後も一緒にやっていけるようにし

          読んだ本#21

          読んだ本#20

          ちょうど区切りの#20! ・感情の民俗学ー泣くことと笑うことの正体を求めて 感情ー時間ー文字 ・父ではありませんがー第三者として考える ・悪口ってなんだろう ・違国日記#4 ・慣れろ、おちょくれ、踏み外せー性と身体をめぐるクィアな対話 うまくいくインタビューって、「答え」を手に入れた、というより、「聴くべきだと気づけていなかったことを聞けた」という感覚のものだと思います。(p.32) 性に関すること以外ではみんなころころと変節しながら生きているよねっていうのもあ

          読んだ本#20

          2023年の振り返り(本とか)

          ほっ、明けましておめでとうございます。 大きな山場を越えまして、2023年の振り返りを少しずつしていこうかなという所存です。まずは、本の振り返り。2023年は一昨年の分を取り返すかの如くたくさん読んだ気がする。 その中でも印象に残っているのが、 『東大で上野千鶴子にケンカを学ぶ』 『嫌いなら呼ぶなよ』 『違国日記』 あたりかな。 読書会で、『監獄の誕生』『アサイラム』『触発する言葉』を読めたのもよかった。学術書のとっつきにくいものを人と一緒に読むことで向き合えた気がする。

          2023年の振り返り(本とか)

          #読んだ本19

          ・14歳の世渡りシリーズ はじめて読む!海外文学ブックガイドー人気翻訳家が勧める、世界が広がる48冊 『華氏451度』『小さな手』『開錠師』『小さな国で』『キャッチャー・イン・ザ・ライ』『幻の女』『ナイン・ストーリーズ』が気になるところ! ・ヴィクトリアン・ホテル ・ちくまプリマー新書 「みんな違ってみんないい」のか?ー相対主義と普遍主義の問題 ・違国日記#3 ・サイボーグになるーテクノロジーと障害、わたしたちの不完全さについて 思いもしなかった世界やアイデンティテ

          #読んだ本19

          読んだ本#18

          ・なんでも見つかる夜に、こころだけが見つからない 共同性と親密性、シェアとナイショ 社会学と臨床心理学をつなげる感じ。 ・聞く技術 聞いてもらう技術 この数ヶ月で、東畑さんの本を5冊読んだが、それぞれが有機的につながって、体系的に、苦しみや孤独、相談、癒し、つながり云々を咀嚼できているような気がしなくもない。楽しい。新刊の『臨床のブリコラージュ』も読みたい! ・スタッキング可能 ・講談社現代新書 感じるオープンダイアローグ ・講談社現代新書 わかりあえないことからーコ

          読んだ本#18

          読んだ本#17

          ・これからの大学 ・クジラの歌を聴けー動物が生命をつなぐ脅威のしくみ ・N/A ・謝罪論ー謝るとは何をすることなのか 思い謝罪や軽い謝罪など云々。 ・あいだで考えるシリーズ 根っからの悪人っているの?ー被害と加害のあいだ ・ふつうの相談

          読んだ本#17

          読んだ本#16

          ・考古学者が発掘調査をしていたら、怖い目にあった話 ・ママがやった ・〈公正〉(フェアネス)を乗りこなすー正義の反対は別の正義かー わたしたちの社会が不安定であるのは、たんにわたしたちのニーズが多様で、ときとしてそれらが対立するからではなく、それでもわたしたちは現にともに生きているからであり、そしてそれゆえにこそ分配をめぐって利害・関心を共有してしまうからなのです。(p.45) ここでヤングが述べているのは、「構造的不正義」はたしかに社会制度によってもたらされるが、し

          読んだ本#16

          読んだ本#15

          ・老人と海 ・海獣学者、クジラを解剖するー海の哺乳類の死体が教えてくれること ・闇金ウシジマくんー生活保護くんー ・闇金ウシジマくんー洗脳くんー ・シングルファザーの年下彼氏の子ども2人と格闘しまくって考えた「家族とは何なのか問題」のこと でも正しく巻き込み合って迷惑をかけ合いまくるのが恋人とか家族なのかもしれない。(p.177) ・フィールド言語学者、巣ごもる。 ・寝ても覚めてもアザラシ救助隊

          読んだ本#15