読んだ本#18

・なんでも見つかる夜に、こころだけが見つからない
共同性と親密性、シェアとナイショ
社会学と臨床心理学をつなげる感じ。

・聞く技術 聞いてもらう技術
この数ヶ月で、東畑さんの本を5冊読んだが、それぞれが有機的につながって、体系的に、苦しみや孤独、相談、癒し、つながり云々を咀嚼できているような気がしなくもない。楽しい。新刊の『臨床のブリコラージュ』も読みたい!

・スタッキング可能

・講談社現代新書
感じるオープンダイアローグ

・講談社現代新書
わかりあえないことからーコミュニケーション能力とは何か

・くらしのアナキズム

ひとりで問題に対処できなくなるまえに、一緒に不真面目になってくれる仲間をみつけ、そのささやかなつながりの場や関係を耕しておく。それが、暮らしのアナキズムへの一歩だ。(p.228)

「理論はいつも現実の後追いだから」。さらっといわれたその言葉は胸に刺さった。そう、学者なんて、所詮、現実で起きていることの書記役にすぎない(人類学者がフィールドでやっているのもそういうことだ)。
 すでに動き出している人たちのあとを追いかけ、その意義を言葉にすること。さまざまな知見と結びつけ、孤独な戦いにみえるその試行錯誤が人類の普遍的な営みとつながっていると示すこと。そして希望や自信がもてる理論武装のひな型をつくること。自分にできるのは、微力ながら、すでにあちらこちらにいるアナキストたちに向けて、遠巻きにエールを送る文章を書くことだけだ。(p231-2)

・14歳の世渡り術シリーズ
ぼっち現代文ーわかり合えない私たちのための〈読解力〉入門

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