続・ご主人に「遺言書」を書いてもらいたいときに読んで下さい。
こんにちは、
司法書士のヨコヤマです。
妻が夫に「私のために、遺言を残して」と頼むのに心理的抵抗を感じる方が多いという記事を書かせて頂きました。
参考にこちらをお読み頂ける幸いです。。
これは別に夫婦の間での話だけでなく、
人はほんの些細な頼み事をするのを想像するだけで、ひどく不快な気持ちになるのです。社会心理学者ハイディ・グラント
電車の優先席に座っている方に「譲って下さい」とお願いしている高齢者の方に出会ったことありますか?
なかなか、いらっしゃられないような気がしています。。。
もし、断られたら?深刻な影響が人間関係に生じるのでは?
そんな不安を感じてしまうのかもしれません。
ただ、とある心理学の実験によれば。
「人とが誰かに直接的に頼み事をするときに、相手に断られる確率を実際よりも高く見積もる傾向があるそうです。」
とても興味深い話ですね。
頼み事をすると相手から断られる、嫌がられると人は思う傾向にある
「私のために、遺言を残して」と頼むのに心理的抵抗を感じるのはお願い、頼みごとだからなのでしょうね。。。
ですので、遺言を残してとお願いした場合、おそらく、遺言書が必要な法的理由をきっちりご主人に説明すれば、大抵協力してくれると私は感じています。
それでも、なかなか行動を起こしてくれない、
そんなときはどうたらいいの?
なぜ、すぐに行動を起こしてくれないのか?
それは簡単です。
正確な遺言書を作成する知識がないからです。
自分で調べたり、専門家に相談したら、そんなことを考えれると
腰が引けてきます。
私のお客様で、遺言書を作成しようと決意され、自分で調べたり、市の無料法律相談で弁護士などに相談したり、と10年以上あれやこれやと悩み私のところにご相談にこられた方がいるくらいです。
自力でやるという行為はなかなか、大変です。
正しい遺言が本当に書けているのか?
専門家でない一般の方では確かめるのが難しいので、
悩んでしまい、保留扱いになってしまうことが多いようです。
ですので、遺言書を残してと妻から夫に依頼した場合、
どんな遺言書を書いたらいいのか、かなり具体的に示す必要があります。
例えば、これを同じ文章を手書きして!
私と一緒に公証役場に言って事前に準備した遺言にサインだけして
とか、わかりやすく具体的に、ご主人がやるえべきことを示せば
大抵は協力してくれます。きっと
騙されたと思って是非、試してください!
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