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アラフォー公務員の傷病休暇体験②~報告、診断書、そして休暇~

上司へ報告

 メンタルクリニックの受診後、上司に結果と現在の症状について相談した。よく考えたら順番が逆の様な気もするけど、中には急に診断書突きつけて休んじゃう人もいるらしいから、それよりかはね。
 上司としては僕がそのような状態にあることをまったく気づいていなかったらしく、寝耳に水というリアクションだった。

 ただ、僕の様なメンタルの異常で休む部下が初めてではない上司は、今後の手続きについて、まず人事担当とも面談をした上で休暇にするかどうか考えようと提案してくれた。

 そして、急に診断書を突き付けるパターンじゃないことを感謝された。
 

人事担当と面談

 人事担当との面談においては、人事担当から傷病休暇を取ることによるメリット、デメリットを改めて教わった。

 人事的デメリットについては、もともと具体的な将来プランが希薄な自分にとってはそんなに気にすることでもないという内容なので、特に不安になることはなかった。

 人事担当との面談も経て、これはもう傷病休暇取ろうと決意し、上司にもそう伝えた。
 まず一月休んでみる。それでリフレッシュ出来れば御の字だし、公務員には90日間は有給で傷病休暇があるため、最悪その期間の内になんとかしようと。

 それから、次の診察までの1週間程度で休暇に入る前に最低限やっておくこと、引き継ぐための資料作成などを行った。僕の場合、「会社に行きたくない!」というタイプではなく、「行かなきゃ、行かなきゃ…(白目)」というタイプだったので、会社に行くことは苦ではなかった。

 会社では気を張って見た目的には正常そうに見えても、頭の中は真っ白で、一人になった瞬間に不安感に襲われて涙目になり、体は震え、ヨチヨチ歩きになるのがその時点での僕である。

診断書

 8月末、2回目の診断。前回と違う医師だった。初回にもらった薬の効き目や現在の状態について聞かれ、一つの薬が10mgから20mgに変更になった。

「それでは、辛いかもしれませんが頑張りましょう!!お大事に!!」

「…え?あの、僕の場合は休職の必要はないのでしょうか?(震える声)」

「え?休むの?休めるの!?休めるんなら休みましょう!!診断書書きますね!!」

 僕のカルテの内容が「服薬しながら仕事する人」となっていたのか、危なく頑張らなきゃいけないところだった。

 そして、クリニックから出た診断書は「うつ病」である。てっきり、適応障害とか書かれるのかなと思ってたら、どストレートな病名でちょっと笑ってしまった。
 職場行きたくないわけでもないし、プライベートでも障害が起きてるんだから、確かに適応障害ではないな。

 職場にも正式に休職の診断書が出たことを伝え(上司や人事担当も病名に少し驚いていた)、翌日その診断書を持参し、翌週から傷病休暇を取ることとした。が、翌日は薬の影響か体に力が入らず頭も朦朧としていたため有給休暇を使い、診断書は郵送にて受理してもらうこととなった。

 うつ病の人に言ってはいけない言葉として「頑張れ」がよくあげられるが、医師から「頑張りましょう!」と言われたのも少し面喰った。(会社の同僚にも「うつ病って診断された!頑張りましょうって言われたよ!」とLINEを送り、困惑される)

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