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クトゥルフかクトゥルーか

クトゥルフ神話かクトゥルー神話かで言えばクトゥルフ神話派ですが、クトゥルフかクトゥルーかで言えばクトゥルー派です。
神話が後ろに付く場合はクトゥルフ神話の方が何故か言いやすいのですが、神性の名前の場合はクトゥルーの方が言いやすい気がしています。
ク・リトル・リトルやクルウルウは言いにくいし書きにくいので殆ど使いません。

ニャルラトテップかニャルラトホテプかナイアルラトテップかナイアルラトホテプかで言うとニャルラトテップ派です。
これもニャルラトテップが一番言いやすいし書きやすいのでそうしています。

発音の正確性については、どうせ矮小な人間には正確に発音できないらしいので何でも変わらないのだろうと解釈しています。


こうして文章で並べ立てると、普段は見慣れない目にも口にもしない造語が並んでいてワクワクしますね。カタカナまみれというのもありますが。

私がクトゥルフ神話を好きな理由は、「人間に理解させる気が無い・もしくは気が付いてはいけない恐怖」や、「そんな恐怖に”気が付いてしまった”恐怖」を描いている点です。
見ていると段々不安定になって来る。好き。
そのためダーレス(ダーレス派とかつて言われていたもの)はちょっとだけナンセンスかなと思ってしまいます。人間の創作くささが強くなっているので。端的に言えばあんまり好みではありません。
でも、この優れたホラー作品の概念を広めるためには多少分かりやすくすることも必要。
その点でダーレスは優れたことをおこなったとも思うので、ダーレスの解釈は好きではないというこの感情は単なる個人的好みです。


似たような(?)楽しみ方をしているものとして『CODEX SERAPHINIANUS』があります。

ルイジ・セラフィーニが作成した、不可思議な文章とイラストの本。

驚くべきことにKindle Unlimitedで読むことが出来る。
凄いことだ。買おうと思ったら数万~十数万するのに。

何を書いているのか全然分からないのにこんなにも楽しい。好き。

造語の曲が好きなのも似たような理由ですね。
ゲームやアニメのコーラス付きBGMにたまにありますよね、造語の歌詞が付いた曲。

NieRシリーズの曲は何を聞いても名曲です。
レプリカント/ゲシュタルトのOSTとかもう何年聞いてるのか分からない。
と思って調べたらこのゲームが発売したの2010年だったらしい。
14年も飽きずに聞いていたのか。
まあ名曲はいつ聞いても名曲だからな。

ヴォイニッチ手稿も案外こういうノリで作られたのかもしれない。



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