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体調別・出来ること出来ないこと【うつ病日記】

レベルは体調レベルです。
数字が小さい程体調が悪いです。



レベル1:起きることが出来ない時

横になって目をつむることが出来る。
余計なことを考えがちなので頭は無駄に動いている。
水分をとることが出来る。味が付いていると飲めない。
お手洗いに行く時だけ起きる。

入浴は出来ない。
睡眠は私の場合出来たり出来なかったりする。
出来なかったとしても肉体的な限界が来ると勝手に寝る。


レベル2:何もしたくない・何かをしようにも何をすれば良いか分からない時

身体を起こすことが出来る。
食事は多少出来る。飲むゼリーとか。
飲酒は出来る。

好きなことに対する心の機微が薄くなるので、動画サイトを開いても何を見れば良いか分からなくなる。アニメも何を見れば良いか分からなくなる。本も何を見れば以下略。

仕事はこの段階なら無理やりにでも行くが早退したり途中で休憩させてもらったりすることも多い。


レベル3:大好きなことなら出来るけれど新しい情報は入れられない時

この辺から出来ることが増えてくる。
仕事は始終業+少しの残業は可能。そこそこの時間の残業をすると体調がレベル2に後退することもある。

飲食をはじめとした生存に必要なことはある程度出来る。
家事もこれはやらねば、と思ったものが出来る(洗濯ものが溜まっていたら洗濯をするとか、雑に掃除機をかけるとか)。

好きな動画が何だったか、本が何だったか、曲が何だったか認識出来るし好きだと思える。
推しのSNSを見ることが出来る。
音ゲーや戦闘ゲー以外の、求められる行動がタップのみのソシャゲが出来る(ストーリーは読めない)。

既知の作品以外見ることが出来ない。


レベル4:好きなことが出来る・新しい情報も入れられる時

生存に必要なことはほぼ全て出来る他、掃除含めた一通りの家事が出来る。

スーパーや薬局に行くことが出来る。
数時間の残業が出来る(やりたいとは言っていない)。

ゲームのストーリーを読むことが出来る。
本を読むことが出来る。
動画を見ることが出来る。

丸一日の外出は厳しいけれど、午後の数時間だけと決めて外出するとかはある程度可能だし、事前に分かっている予定ならあらかじめ心の準備をしたり頓服薬を飲んだりすればある程度以上に出来る。


レベル5:大体なんでも出来る時

レベル4と5の間に結構な差があると言われればまあそれはそう。

料理が出来る。
他人との言葉での会話が出来る。
友人との外出が出来る。
自傷行為をしなくても良くなる。
予定をたてることが出来る。


おまけ:精神疾患を患う以前と以後

正直、以前のことはあまり思い出せません。
幼少期からなんだかんだと問題児だった私ですが、少なくとも今よりもっと元気だった時期はありました。
精神疾患を患ってから、脳のスイッチが切りかわった感覚があります。
これは不可逆性のスイッチです。
もう二度と以前の状態には戻ることが出来ません。
「一線を越えた」感があったと言えば良いでしょうか。

こういうこと、精神疾患当事者の方々良く言いますよね。
私も、本当にそうだと思います。
でもそれを言葉で説明することが出来ない。
「明確に脳のどこかが変わった感覚がある」とは思いますが、具体的にどう変わったのか伝えることが難しく感じます。

強いて言うなら、ポジティブな方向に考えを持っていくことが難しくなりました。
失敗してもなんとかなる、ではなくて、失敗してもどうでもいいか。どうせいつか死ぬんだし。と諦める方が簡単になりました。

希望を持つことが難しいから、それなら諦めよう、と。
本当に死ぬよりは良いことだと思うことにしましょう。





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