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「ヒーローがやってきて助けてくれないかな」というRPGの村人Aみたいな邪悪な我が儘

家族を含む多くの人に幻滅され、拒絶される夢を見ました。

拒絶は理由は分からない、というか様々あった記憶があります。
理不尽な理由もあった気がしますし、至極当然の理由もあった気がします。
具体的な理由は覚えていません。

そんな夢を2日連続で見ました。

私は悪夢を見た翌日、夢占いで検索することがよくあります。
夢占いを心底信じているわけでありませんが、恐らく自分はこの悪夢に何でもいいから理由を付けたいのだと思います。

夢なんて、前日に起きた事や考えていたこと、読んだ本や見た映画等に左右さることが多いでしょう。
それは分かっています。

じゃあどうして悪夢に理由を付けたいのかと言いますと、救われたいからです。たぶん。

理由があれば対策を立てたり自分を改めたりして、解決できるかもしれないじゃないですか。
その悪夢を見なくなるかもしれないじゃないですか。

まあ最終的には、どんなに対策しても自分の意思とは関係なく悪夢は見ちゃうんだよー! と大の字になって転がりながらクレセリアが助けてくれねえかな~と我が儘を言って終わるのですが。




「ヒーローがやってきて助けてくれないかな」
という考え方がどれだけ邪悪なものなのかはライブアライブで学びました。

神ゲーですよね、ライブアライブ。

私は異世界に転生してヒーローになって沢山の人を救って喝采を浴びる主人公ではなく、そんな主人公が個人として認識せずとも無条件に助けてくれる村人Aになりたいと思っています。
ライブアライブで本当に何か学んだのかお前は、という考え方ですよ。

私が神の視点だったらたぶん一番ぶん殴りたいタイプのキャラクターだと思います。
でも、有象無象の一人としては楽して助けてもらいたいと思ってしまいます。

皆なんだかんだ言ってそんなもんじゃないですかね。
だから神頼みするんでしょう、きっと。
なんて思ったりもします。

我が儘しか考えられない日もある。
明日からまた頑張るから。

なんてことを、私は今までに何度言っているのだろう。
これから何度言うのだろう。

怠惰に身を委ねてばかりです。



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