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『GYROAXIA REVIVAL LIVE -IGNITION-』レポ

GYROAXIA REVIVAL LIVE -IGNITION-、現地にて鑑賞いたしました。
終了直後にXでつらつら呟いていましたがざっくりと感想を纏めたいと思います。

ライブ開催前の記事はこちら↓


まずは4年越しの有観客IGNITION、開催おめでとうございました。
ステージ上のジャイロから見えている景色の一部になれたこと、大変嬉しく思います。

ライブ開始前から盛り上がり、熱気あふれるオールスタンディングの会場。しかも満員御礼。

私は一人で会場にいたのですが、周りの熱さに感化されて始まる前から緊張していました。楽しみという感情と、これが終わったらもう「IGNITION」の現地参加はできないんだ……という早すぎる寂しさに。

フロムアルゴナビスのバンドの中でも、雰囲気やサウンドから「現実のバンドにいそう」感が強いことが初見でも分かるジャイロなので、オールスタンディングのZepp公演は本当に嬉しかった。これでジャイロの本当の魅力を浴びることが出来る! とすら思いました。
勿論全席指定のライブも文句のつけどころがないくらい大好きですよ!
でも、それはそれとして、オールスタンディングも絶対にやって欲しかったんです。彼らに「二次元コンテンツ」ではなく「バンド」を感じたかったから。

私はずっと、GYROAXIAという現象を体験したかった。


会場

まず会場の話をしますと、音が本当に良かったです。
低音がとても良く聞こえる会場で、特に驚いたのはカホンの音の良さです。
今までフロゴナのライブで聞いたカホンの音の中で一番感動したと言っても過言ではありませんでした。カホンってここまで良い楽器なんだ! って思ったくらい。
楽器だけではなく、那由多の歌声の響き方も大変良かったですね。
私はアリーナ前方で音を聞いていましたが、自分を分裂させてあらゆる場所から彼らの音を聞きたかったくらい。フロゴナのライブは毎回ライトの演出が素晴らしいから2階席からの景色も美しいというのもあるし。
兎も角ありがとうございましたZepp Shinjuku(TOKYO)。


音楽

あの頃と同じセトリでも、感じ方が全く違う。
有体な感想を言わせて頂きますと、「彼ら、本当にバンドになったなあ」と思いました。
この4年間の歩みというのは大きいもので、キャラクターとしての積み重ねがあったことは私も観測しておりましたし(途中の映像演出による彼らの歩みの振り返りからも分かりましたね)、演者の皆様としても様々な努力、経験といった積み重ねがきっとあったことでしょう。
それをリバイバルライブという形で浴びることが出来たこと、最高の体験だったと言わざるを得ません。

会場の音質の話をしましたが、そういう話を抜きにしても彼らの音は重厚になっていて、全てが自己主張をしつつもお互いを引き立てあい、そしてボーカルを輝かせていた。
シンプルに演奏技術が上達されたのだろうというのもあるし、互いの音を聞きながら全員で演奏するということを意識せずとも出来ていらっしゃるのだろうなとも感じました。

この日に観測したGYROAXIAは間違いなくバンドだった。


会場煽り

私はジャイロの会場煽りが大好きです。
今回は特に旭那由多が良かった。
彼が会場に言葉を投げかける時、ああ凄くロックバンドだと感じてウワーッ! ってなります。
やろうぜとか。跳べとか。腕上げたりねえなとか。もっと声出せとか。
こういう時に彼のカリスマ性を感じます。

礼音くんも良く会場煽ってくれますよね。
今回は無かったけど、礼音くんのBreaking the ROCK!!の煽り大好き(余談)。

会場煽りって「今この瞬間、私はここにいる」ことに集中させてもらえるので大好きなんですよ。


ボイスドラマ+α

これはちょっと本記事ではおまけに近い内容です。
当時のライブ内ボイスドラマを脳内で振り返っていました。

この間にあの会話があったのかな、この会場にはあの方や彼や彼がいるのかな、とか。思いを馳せていました。

それでちょっと思ったんですけど。
ライブ中、深幸さんが「あとで楽屋においで」ってファンサービス台詞言っていましたけど、実際にこの後ジャイロの楽屋に行くのはファンの女の子じゃなくて七星蓮くんですよね。
って頭の中で突っ込んでしまった。正直その辺考えると色々面白かった。
(真っ先に「いくぞー!!」って野太い声が上がって野郎はNG出されてたのも面白かった)


アンコールとこれから

キャラクターとしての、そして役者としての2つのアンコールというダブルアンコール、演出として凄く熱い。
役者さんのアンコールも大好きですが、キャラクターとして出てくるアンコールも没入感があって大好きです。
当時は存在しなかった最近の曲も聞くことが出来て楽しかった。

過去のGYROAXIAを振り返りつつ、今のGYROAXIAに戻ってくる。

いつでも彼らは絶対王者、いえ、正確には「王者になるために歩みを止めないバンド」なわけですが、冒頭からアンコールまでの全てをひっくるめてそのことを感じさせて貰える良いセトリでした。

これからの王者の歩みも、追いかけ続けたい。そう、強く思います。

また素晴らしいライブを見せてください。



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