『🍷まとめ記事🍷』ロワールの自然派ドメーヌ5選part①

こんにちは。
今回はロワールついての特集です。
ロワールのナチュラルワインのオススメは？
何から飲めばいいだろうとお考えの方は参考にしていただければ幸いです。

●多種多様なワインスタイル

ロワールはなんといっても多種多様なワインスタイルが混在しているエリアです。ロワールのワイン産地は、全長1,000kmにも及ぶロワール河沿岸に点々と広がります。このロワール川というのは長さだけでなく河川の面積がらなんとフランス面積の5分の1。。すごいですよねw.,
といってもいわゆるロワールと呼ばれるワイン産地はその河川の全てというわけではありませんが、それでも様々な気候、土壌が影響を与えますので、甘口、長熟タイプの赤ワイン、軽やかな赤ワイン、白ワイン、土着品種、スパークリングなど本当に全てのスタイルがこの土地にある、まさにワインの宝石箱のような産地です。
なのでロワール特集をまとめるにあたり赤ワイン編、白ワイン編と2種類に分けてお届けしようかと思います。
また様々なスタイルがある中でボジョレーやガメイよりもさらに色んな生産者がいるのも特徴です。ワイン好きの中でもより生産者の好みが分かれるのもこのロワールの面白さの一つかなと思います。

今回はロワールエリアおすすめ生産者赤ワイン編を紹介したいと思います。

味わい
本当に多種多様ですw。。もうその一言につきます。ガメイを使ったエレガントなものもあればカベルネフランを使った重厚感のあるものもあります。でもやはりその飲み心地でいうとどちらも喉を通る時のあのスルスルーーーーっと入っていく気持ちよさわあります（現地ではグルグルと表現するそうです）。
品種や生産者によって味わいが変わり、エリアで一括りにできないので、逆にお気に入りの生産者がいればとことんその人にしぼって知識を深めていくのもいいかもしれません。また近くのワイン醸造家との交友関係からご自身の好みを広げていくのも良いかも。

生産量
ジュラ、ボジョレーに比べ比較的生産量は多いです。とりわけ白ワインはフランスの生産量1位です。自然派ワイン醸造家に絞っても比較的手に入りやすいものが多いです。ワイナリーによっては共同経営などではじめワイン造りをされていて後に独立という形を取る方も珍しくないので、今はない伝説のドメーヌなんかもあります。それも自然派ワインラバーの心をくすぐる理由のひとつかも。

代表品種
カベルネフラン（ブルトン）
コ（マルベック）
ガメイ

前回までのジュラ、ボジョレーと違い様々な土着品種がまだありますので今回は『代表品種』と題させていただきました。
コカベルネフランや比較的力強いワイン、ガメイは比較的飲みやすい軽快なワインです。

気候
シャンパーニュに次ぐ冷涼な地域です。アルザスよりも涼しいとは意外ですね。西の海洋性気候から東の大陸性気候の気候に変化していきます。ソムリエ試験などでは大きく4つの地域にカテゴリー分けされます。

トップ生産者（主観）

●ニコラルナール

ヴァンナチュールの伝説的存在
トゥーレーヌ アンボワーズ村に拠点を置く生産者。ニコラルナールは生産量の少ない、手に入りにくいドメーヌの一つです。ですがまだビストロとかでも置いている所はちらほらとあります。もし気になった方がいたら探してみてはいかがでしょうか??ワインリストにあればついついと頼んでしまいます。シンプルなエチケットも魅力的です。
●オリヴィエクザン

アンジュ ソミュール地区の生産者。息子さんもワイン造りをされている大御所ドメーヌです。ワイルドで生き生きとした味わい、ピュアで複雑。一度飲んだら虜になること間違いなしです。僕も大ファンでワインにハマるきっかけとなった生産者です。彼を支持する造りさんも多く、フランソワ サン ロもその1人です。同じくロワール注目の造り手です。
●ティエリピュズラ

ピエールオリヴィエボノームの師匠です。トゥーレーヌ地区の同じく大御所生産者。僕が自然派ワインの薄旨を体感したいなら是非。果実味もあり、旨味もあり抜群の飲み心地です。ピノノワールは絶品。
●クロードクルトワ

奇跡のワインの造り手。息子さんのエティエンヌクルトワさんが今はワイン造りをされています。限界まで制限された収量によって得られる凝縮感はまさに奇跡です。
●ドメーヌデグリオット

伝説的なドメーヌです。パトリック・デプラとセバスチャン・デルヴューの共同経営にて12年間ほど存在したドメーヌ。今は2人ともそれぞれがドメーヌとして独立し、お互いが自然派ワインシーンになくてはならない存在です。

まとめ
いかがだったでしょうか？？
ロワールはともかく奥が深い、。でもワイルドさとピュアさを楽しむな僕はロワールが一推しです！僕もロワールワインにハマったのが自然派ワインを知るきっかけでした。当たり外れも正直多いです、すぐ豆ってしまうことも多々。けれどもその分美味しいワインと出会った時の嬉しさは感激です！
少しでもロワールワインの魅力が伝われば幸いです。