見出し画像

DX BOOSTERのタクシー広告でおまっ!? シナマケ初のCM撮影現場の裏側を大公開!

こんにちは!シナジーマーケティングの松居です。
最近寒いので、今日は暖かくなれるHOTな話題をお届けします!

2023年11月〜12月にかけて、当社初となるタクシー広告を出稿しました。テレビCMやラジオCMを放送したこともないので、リアル広告は正真正銘初めてです。告知対象のプロダクトは、デジタルマーケティング人材を最短6ヶ月で育成する「DX BOOSTER(ディーエックスブースター)」!

「なぜタクシー広告にしたの?」「どんな想いで出稿したの?」「ぶっちゃけ、どのくらい広告効果あったん?」などのビジネス寄りのお話は企業サイトにお任せするとして(書いてる人は一緒ですが)、こちらのnoteではCM撮影現場の裏側に迫ります!

■シナジーマーケティング初のタクシー広告に込められた想い
(具体的な出稿効果の記載もあります!)
https://corp.synergy-marketing.co.jp/story/article/240222_cabads

ということで、タクシー広告の企画制作を担当した杉山さんと鈴木さん、よろしくお願いします〜!

■プロフィール

杉山 健太 / DX事業部 部長
2010年にシナジーマーケティング社に営業として入社し、事業系の部門長をへて現在はDX事業部の部長を務める。休日は小学生の子どもとヨドバシカメラ梅田を散歩するのが毎週の楽しみ。

鈴木 英利佳 / DX事業部
伴走支援型のWebマーケティングコンサルタントとしてこれまでに100社以上の課題解決を担う。現在はDX事業部におけるデジタル人材事業の設計/推進リーダー。2歳にしてインドア派全開の息子と日々おままごとを楽しんでいる。


1. CM最後の決めポーズが撮影開始15分前まで決まらず、あわや撮影事故!

杉山:
こんにちは!杉山でおまっ!

鈴木:
鈴木でおまっ!よろしくお願いします。
あ、おまの謎は、のちほどお伝えしますね(笑)。

松居:
楽しみにしています(笑)。
タクシー広告見ましたよ!谷井会長が出演されていましたね。

杉山:
今回は、主に経営者の方にDX BOOSTERのサービス情報や理念をお届けしたかったので、同じ経営者であり、界隈でも一目置かれていて顔も広い谷井さんにぜひ登場いただけないかと思って、ご依頼したんです。

まだ広告予算が取れるかわからないタイミングだったんですけど、たまたま谷井さんとの会食の機会があったので、「今や!」と思い、「タクシー広告やるなら、ご出演いただけたりします?」と軽くジャブを入れてみました。そうしたら、大変前向きな回答で。「いつやるの?今でしょ!」ということで、外堀を埋めつつ、経営会議で予算を取りにいきました!
予算を確保したあと、企画を練って、正式に谷井さんにご依頼する運びになりました。

鈴木:
谷井さんには最初、当社の強みや当社がデジタル人材事業に取り組む理由、世の中にどう貢献したいかを語っていただくスタンダードな企画案を持っていったんですが、それを見て「これ、面白いか?僕らは大阪の企業なんやし、やるならもっと爪痕残すつもりで本気でやらなあかん」と真剣な表情でおっしゃって。

杉山:
もう気迫が違いました。私たちも「もっと本気でやらなあかんな」と、改めて気合いを入れ直しましたね。

鈴木:
谷井さんから「やるからには、バズりたい」という想いも伺ったので、「爪痕を残す面白い演出とはなんぞや?」を連日寝る間も惜しんで二人で考えました……。

そんな時に、打ち合わせの場で媒体社である株式会社テレシーさんから提案があったんです。今回は、出稿枠の関係で「出演者がインタビュー形式で話す(問いかけに答える形で話す)」という演出上の縛りがあったんですが、「机の上で両手を組み、かけているメガネがめっちゃ光っている状態で話す、という演出はどうですか?」と。……モチーフは誰とはいいませんが(笑)。

松居:
(某特務機関の総司令のおじさんだ……!)

杉山:
二人で「これいいやん!面白いやん!」と盛り上がりましたね。ばっちり世代なので(笑)。すぐに関係各所に連絡しました。制作進行を担当している同じグループの長坂さんも、忙しい合間を縫って、例の白い手袋を求めて三軒も店を回ってくれて。

鈴木:
これならばっちり爪痕残せる!と思って、意気揚々と谷井さんにご連絡したんですが……、何の音沙汰もないまま当日を迎えました。「谷井さんにはこの演出、刺さってへんかも……」と不安に思いながら撮影開始15分前にすり合わせのミーティングをしたところ、一言「これ、面白いか?」と……。

杉山:
もうめちゃくちゃ焦りましたね。谷井さんのポージングが決まらないと撮影が始められないので、谷井さんから「お前どうすんねん」というシャアばりのプレッシャーを無言で与えられ続けること15分……。撮影スタッフさんたちも困惑の表情の下に「はよせぇや」的な気持ちを押し隠してこちらを見てきます(※個人の感想です)。私は演出家でもないしCM撮影も初めてなんで、すぐには良案が思いつかなくて……。

鈴木:
あの沈黙は、控えめにいっても地獄でしたね。見かねたのか、カメラさんが「とりあえず一回撮影に入ってみましょうか」と提案してくれて、インタビューパートを撮り始めました。

杉山:
「あかん死ぬ、せっかく部長まで昇進したのに」と脂汗を垂らしながら必死に考えていたら、突然天啓にうたれたんです。「おまっ!や!」って。爽やかなイケメンが親指を立てて「〜で、おまっ!」(「ございます」の意味を持つ大阪弁)と叫ぶ映像が脳裏に浮かびました。

ネットで検索してみたら、振り返りからのポージングで勢いもあってちょうど良かったので、すぐにご提案しました。撮影スタッフの皆さんは関東出身で、初めてそのポーズやセリフを見た様子だったんですが、「これ、すごくいいですね!これにしましょう!」と勢いよく乗っかってくれて。「このままだと撮り終わらない……(焦)」と思ったのかもしれませんが(笑)。

谷井さんにもお見せしたら、やってみようということになって。振り返りからの「おまっ!」ポーズで、「DXBOOSTERで、おまっ!」というセリフを叫ぶパターンでカメラテストをしてみたんです。谷井さんが全力で振り切ってやってくださったおかげで、もう抜群によくて。これで決まりだッ!と思いましたね。

ただ、モチーフがモチーフなので、念のため、ポージングはそのまま「DX BOOSTER、よろしく!」と違うセリフを叫んだり、ポージングそのものを変えたりと、複数パターン撮影しました。

谷井さん渾身の「DX BOOSTERで、おまっ!」。最高に決まってますね……!

松居:
版権的なところがちょっと心配ですよね。

杉山:
そうなんです。「おまっ!」の権利確認が大変かもしれない点と「谷井さんは上場企業の社外取締役も務めているので、やりすぎも良くないと思う」という社内意見もあり、実は「DX BOOSTER、よろしく!」でいこうかと一回妥協しかけたんです。

鈴木:
でも、後日テレシーさんから上がってきた初稿動画を見たら、おまっ!ポーズでの「DX BOOSTERで、おまっ!」がめちゃくちゃよかったんですよね。

杉山:
最高でした!バチっと決まっていて、私たちはもう「おまっ!」しか考えられない状態(笑)。谷井さんにも共有し、最終的に「これでいくか!」となったので、社内外でいろいろ調整して無事世に出ることになりました。

松居:
プレスリリースに掲載された谷井さんのコメントもクスッと笑えるコミカルな内容で、さすがだなと思いました。映像だけでなく、細部にまでこだわってやりきっていらっしゃいますね……!

■谷井さんのタクシー広告出演コメント(プレスリリースより)

シナジーマーケティング株式会社
取締役会長 谷井 等

当社として初めてのタクシーCMを出稿することになりました。出稿にあたり、どのようなCMがいいのか?どのようにすれば、ご覧になった方々の記憶に残るのか?ということをメンバーと議論することは、とても楽しい時間となりました。今回のCMで意識したことは、まずは他社がやったことのないようなスタイルを目指すということ。そして次に、大阪企業である個性を発揮するということでした。穏やかにアイデアについて議論し、アイデアにワクワクしながら、いいCMができあがったと思っています。ぜひともご笑覧ください。

※役職は2023年11月放映当時

2. 一筋縄じゃいかないカメラ前のパフォーマンス

鈴木:
実は撮影時、もう一つドキドキしたポイントがあって。……カメラの前で自然に話すのって難しいじゃないですか。

杉山:
普通は無理ですよ。少なくとも私は絶対無理。

鈴木:
杉山さんは、なんかノリでいけそうにも見えますけど(笑)。
何度かテストで撮ったんですが、谷井さん自身、思うようなクオリティが出せず、少し悩まれていて。

杉山:
初めての経験だと、どんな人でも緊張するし、最初から高いクオリティを出すのは至難の業ですよね。

松居:
その時の写真があるんですが、いつもより表情が固くて少し緊張されている様子が伺えます。

表情が固い谷井さん。慣れないカメラの前に立つと、誰でも緊張してしまいますよね……。

特別に、試行錯誤する谷井さんの姿をちょっとだけお見せします!

鈴木:
試行錯誤の一環として、一旦台本は無視して、谷井さん自身の言葉で想いを語るパターンで撮ってみたんです。そうしたら、役所広司かな?と思うくらいめちゃくちゃいい笑顔で自然に話されて。あまりのクオリティの高さに、私たちだけでなく撮影スタッフさんたちもびっくりしていました。

自身の言葉で熱い想いを語る谷井さん。リラックスした明るい表情です!

杉山:
そこからピリついていた現場の雰囲気がぐっと和やかになりました。撮影スタッフさんも谷井さんの的確なコメントに「過去一の撮れ高です!」と言ってくれていましたね。

鈴木:
谷井さんにご協力いただいたおかけでとてもクオリティの高い映像に仕上がりましたし、いろいろ貴重な体験もできたので、タクシー広告を実施してよかったと思っています。

杉山:
広告の効果もある程度あったしね!

松居:
(タクシー広告の出稿効果は、企業サイトの記事をチェック!)

鈴木:
そこは本当によかったです!結構、いやかなり制作費がかかっているので……(笑)。

松居:
じゃあ、次はテレビCMですね!
クラウドサービスのテレビCMで最近よく見るタレントさんや女優さんに出演いただき、谷井さんとのコラボする、という手もありますよ(笑)

杉山:
いいですね!次回は、谷井さんのテレビデビューを目指したいです。 それで全国にDX BOOSTERとともに「谷井でおま!」を広げていきましょうかね(笑)
よし、テレビCMが打てるくらいまで事業拡大するぞー!!

鈴木:
おー!!

撮影スタッフの皆さんとパシャリ。
DX BOOSTERのこと、もっと知りたくなっちゃった方はこちらから!

■結局、DX BOOSTERってなに?
「これからデジタルマーケティングに本格的に取り組みたいけれど、現場を担える担当者がいない……」といったお悩みを解決するために、新任マーケティング担当者育成サービスを提供しています。
企業様ごとに最適な形にカスタマイズした「6ヶ月間の実践的プログラム」によって、未経験でも、短期間で現場で使える実務的なデジタルマーケティングスキルを身につけることができるように全力でサポートしますので、ぜひご検討ください!

・DX BOOSTER サービスサイト

・お問い合わせフォーム

■編集後記

大阪発祥の企業らしい ”おもろさ”への飽くなき挑戦が垣間見えるエピソードが飛び出し、取材時はとても楽しくお話しを聞いていました。が、いざ原稿を書くとなると「どこまでだったら書いて大丈夫かな!?入社三ヶ月にして早々クビにならないかな!?」といった大きな懸念事項が出てきて、ソワソワしながら執筆しました(笑)。
役職によるコミュニケーションの分け隔てがなく、和気藹々としたシナマケの ”雰囲気” を読者の皆さまにお届けできていれば幸いです!


この記事が参加している募集

やってみた

仕事について話そう

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?