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163.「学生時代、クラウドファンディングで100万円集めた話」


皆さん今日も一日お疲れ様です。

今日は、「学生時代、クラウドファンディングで100万円集めた話」というテーマでお話しします。

参考になる書籍はこちらです。↓↓
キングコング西野さんの革命のファンファーレという一冊。
クラウドファンディング始めようと思っている方は是非一度は読んでください。



大学生の時、1番頑張ったことは何ですか??
と聞かれたら僕はこう答える。

「クラウドファンディング」
12年間、本気でサッカー打ち込んだけどクラウドファンディングと答える。

その理由は、あれほど熱中した時期は他には無かった。


まずは、そもそもクラウドファンディングがよく分からないという方にざっくり説明します。

クラウドファンディングとは?

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クラウドファンディングとは、「群衆(クラウド)」と「資金調達(ファンディング)」を組み合わせた造語で、「インターネットを介して不特定多数の人々から少額ずつ資金を調達する」ことを指しています。

・資金調達の手段の1つに!


資金調達といえば、一般的に金融機関からの借入や関係者・ベンチャーキャピタルによる出資などがあげられます。


クラウドファンディングは、そういった資金調達にはない「手軽さ」や「拡散性の高さ」、「テストマーケティングにも使える有用性」といった点が魅力的な新たな資金調達の仕組みとして近年注目されています。

こんな特徴があるよ!


中でも、「こんなモノやサービスを作りたい」「世の中の問題をこう解決したい」といったアイデアや想いを持つ人は誰でも“起案者”として発信でき、それに共感し「応援したい」「モノやサービスを試してみたい」と思った人は誰でも“支援者”として支援できる、双方にとっての手軽さがクラウドファンディング最大の特徴といえます。


ちなみに、、

国内で一番資金調達の額(クラウドファンディング)が多いのは、キングコング西野亮廣さん。
どうでもいいことですが僕、2年前からサロンに入っていてサロンメンバーです。笑
今もめちゃくちゃ応援している。
#えんとつ町のプペル

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クラウドファンディングの事、少しでも理解出来ましたでしょうか??
もしまだ分からない!という方はネットでもっと詳しい内容が沢山あるので確認してみて下さい。
お願い致します。


さて、ここからがメインです。

「学生時代、クラウドファンディングで100万円集めた話」

〜目次〜


・なぜクラウドファンディングを始めたのか?
 動機は何だったのか?

・なぜ無名で平凡な僕でも100万円も集めることが出来たのか?

・本当に辛かった時期、、

・走り切った後に見えた景色

・まとめ


・なぜクラウドファンディングを始めたのか?
 動機は何だったのか??

結論からお伝えします。

「お世話になったお店を助けたい!と思ったから」

僕は地元の居酒屋さんで大学1回生の頃から卒業するまでアルバイトしていました。

店の名前は「おんどり庵」焼き鳥屋です。
こちらです。

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お近くにお住まいの方、機会があれば行ってみて下さい^ ^
最高のスタッフと最高の料理を堪能出来ます。
ここで4年間働いていました。


おんどり庵でアルバイトをする事になったきっかけは、偶々バイトを募集していて時給が良かったから笑
ありきたりな答えですけど笑


そんな単純な理由から始めたアルバイト。

でもここで過ごした時間を僕は一生忘れないだろうなって思う。

本当にお世話になった。店長、先輩、同期、後輩、色々な方達に様々な事を教わった。

今は休業中なのでお店に顔を出すことは出来ないのでオープンしたら行こうと思っています。

冒頭でクラウドファンディングを取り組もうと思った同期は、「お店を助けたい!」という気持ちから行動に移したというのは4年間、色々お世話になったのが大きいんです。

去年、新型コロナウイルスという100年に一度のウイルスによって様々な業界に多大なる影響を及ぼしました。
その中でも飲食業界のダメージはとてもとても大きいと僕は思います。

去年の4月に1回目の緊急事態宣言が発表された時、僕はここで行動しないと一生後悔するだろうと思いました。
全産業がストップしたあの時期です。

お世話になったアルバイト先が苦しんでいる、ここで動かないでどうする?!と何度も自分に問いかけ、何か良いアイデアが無いか?と考えました。

それが、、

「クラウドファンディング」だったんです。


お店を守りたいという気持ちが大きかったのが、クラウドファンディングを取り組んだ動機です。



・なぜ無名で平凡な僕でも100万円も集めることが出来たのか?

クラウドファンディングをやろう!と思ってから即行動に移しました。

まずは店長にアプローチ。そして社長に。

最初は、クラウドファンディングって何?そんなのやらない方がいいと断られたのを覚えています。
当時の僕は「なんでやらへんの?!絶対にやった方がいいやん!」ってめちゃくちゃ怒っていました。

諦めずに何度も何度も話をしにいき、クラウドファンディングの詳細、事業計画を説明したことで許可を得ることが出来ました。
#本当に良かった

これでゴールではありません。
スタートです。


どんな戦略で無名で平凡な僕が100万円を集めたのか。 

まず、、

1 成功している人の方法をTTP(徹底的にパクる)

何も知らないんだから、とりあえずTTPしかない。
スタートしてから勉強して知識を積んで、では遅い!と思い、だったら上手くいっている人のノウハウを丸パクリしよう!と考えました。



参考にさせて頂いたのは、勿論西野亮廣さん。
#西野亮廣

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西野さんの方法を全てパクりました。

サイトの表示の仕方、アプローチの仕方、リターンの設計、等。

無名で平凡な僕なのでプライドもクソも無い。
ただパクってるだけやんって言われてもどうでもいい。

むしろ、ほとんどの企業は他社の商品、サービスをパクっているだろう??
ビジネスの原理原則なんですから。


大枠は、全てパクりました。

後は、実際にどのように運営していくか?
(公開タイミング、目標金額、ターゲット等)
これは、独自に考えなければならない。

2 公開タイミング

公開のタイミングは、すぐに始めることにした。
その理由は、去年の4月はクラウドファンディングが大盛り上がりしていたから。
特に様々な飲食店が参入していた。

この流れに遅れてしまうのは良くないと思い、今始めましょうと伝えた。

たしか5月に入ってすぐに。

サイトはこんな感じです。期間は1ヶ月程。

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3 目標金額

目標金額に関しては、店長と社長と話し合いながら決めた。

その額は、200万円。

正直、どうしよう〜〜ってなったけどやると決めたのだから数字で怯えてはいけない。


焦らず少しずつ進んでいく。

4 ターゲット(マスを狙わない)

大阪や神戸等にある都会の居酒屋ではなく地域の居酒屋なので、地元住人をターゲットに考えた。
大阪とか神戸に住んでいる人がおんどり庵のことを知っている可能性低いからね。

網羅的に広告を打つのではなく限定的に広告を打つことでその分、コストを抑えることも考えていた。

僕が住んでいる町の人口は、約4万人程。
規模として全く問題ない。

地域限定の方が良い。あくまで僕の場合はそう考えた。

5 スタートダッシュに命を掛けた。(とにかく人数を集める)

人は人が集まっている所に行きたくなる生き物というのは行動経済学で既に学んでいたので、
まずは支援額に重点を置くのではなく支援者数にフォーカスする事に決めた。

まずは、僕の友人、先輩、家族、後輩。自分が持っている人脈を最大限利用し、協力してもらった。
30人程に協力して下さった。

要は、、

支援者数1人 支援金額 10万円より

支援者数 50人 支援金額 10万円の方が良いだろうと。


目的は、このプロジェクト盛り上がっている事をアピールするため。

そうすることで、運営サイド側にピックアップされる可能性も高まる。
運営側が広告してくれる、無敵状態を目指した。

飲食店部門のページで、1ページ目に載った時
地域にある居酒屋ですよ、、

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6 オフライン、オンライン両方で集客

クラウドファンディングを稼働しながら同時に焼き鳥等のテイクアウトもやっていた。

地元住民がターゲットなので、オンラインで集客出来ない人をオフラインで集めるのもしていた。

購入して下さった方の袋の中にプロジェクトのQRコードを入れる。
そうすると、プロジェクトを知らなかった人にも広告することができる。
なるべくコストを抑えることを重視。

可愛いイラストでね。
後輩さん、ありがとう😊

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戦略の90%は西野さんのノウハウを。

残りの10%は僕のプロジェクトに合ったやり方を独自に。

大事なのは、プロジェクトを進めながら思考錯誤していくこと。
これは違った、じゃあ次はこれといった。

最初から上手くいく人なんて居ない。

皆んな思考錯誤を繰り返している。

・本当に辛かった時期、、

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*どうしたらいいんだろう、悩んでいた時期

とは言いつつも、結果が出ない日が来ると死ぬほど辛い。
ここで言う、結果とは売り上げが作れてなかった日のこと。

22年間生きてきて、こんなに数字に追われる時間を過ごしたのは初めてだった。
1日が過ぎるのがあっという間だった。

毎日、数字を見てどうすればどうすればと考える日々。
結果が出ない日は、発狂する程辛い。

そんな経験を今までした事が無かったので、メンタルズタボロだったと振り返って思う。

とは言え、店長や先輩、後輩と会った時には余裕の顔を保たないといけない。
プロジェクトリーダーがブレブレでは付いていく人達にとても迷惑を掛けてしまうしメンバーのモチベーション低下に繋がってしまう。


だから、本当に辛かった時期。


でも、諦めなくなかった。お店の助ける為に行動する!と決めたのだから最後まで走り切ってやる。と決意。

・走り切った後に見えた景色

プロジェクトの終了が近づくにつれて焦る自分とまだまだ大丈夫と思っている自分がいた。

最後の切り札を残していたから。 

その切り札とは、、

おんどり庵公式LINEをまだ使わずに置いておいた。

会員数は、3000人程。ここで一気に集める。

最後の最後に花火を打ち上げてやろう、そして今まで一緒に戦ってくれたメンバー皆んなと走りきろうという思いがあったので最後に使いたかった。


その結果、160人の方から支援して頂き(オンライン+オフライン合わせて)、102万円程集めることができた。

目標金額を達成出来なかったのは非常に残念で悔しいが、最後まで走り切って本当に良かったと思う。

走り切った後に見えた景色は、今まで関わってきた人達の笑顔だった。
それは、メンバー、友人、家族、支援して頂いたお客さん。
皆んなの笑顔を見れた。

心から取り組んで良かったと思えた。

皆んなでコロナという最恐のウイルスに立ち向かったことで、また強い信頼関係、顧客関係を結ぶことが出来たのではないかと僕は思っている。

アルバイトを引退した後のお店の状況はわからないけど、それらの関係性がまだ意地できていたら嬉しいな。

また顔を出した時にでも聞きたいね。


・まとめ

読者の皆様へ。

長い長い記事を読んで頂き誠にありがとうございました。
皆さんの今後に役立てるコンテンツになっていますでしょうか?

クラウドファンディングというとても素晴らしい資金調達の手段があります。
これは、融資や投資家からの調達と大きく違うのは皆んなからの想いが伝わることです。

たとえ支援額は小さくても、応援しています、頑張ってください!!というメッセージに僕は価値があると僕は思います。


飲食業界以外にもまだまだ苦しんでいる業界は沢山あります。皆んなで支え合って前に進む手段としてクラウドファンディングを利用してもいいと思います。

やりたい事、挑戦したい事、助けたい人、お店、それらを果たす為の手段としてクラウドファンディングを利用し、多くの人に自分の熱い思いを伝えてみて下さい。


僕みたいに結果が出ない日が続くかもしれません。辛い毎日を過ごすかもしれません。

それでも諦めずに走り切れば見える景色は素晴らしいと僕は体験して思います。

だから今取り組んでいる事、取り組もうと思っている事に全力かつ諦めずにやって欲しいです。


僕も頑張ります。

改めて読者の皆様ありがとうございました。

いつも応援しております。

それでは、また明日です。

お休みなさい😴

#note  #振り返りnote #起業家 #ビジネス #ビジネスモデル #クラウドファンディング #ターゲット #やり切る



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