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続・梅仕事に精を出す

6月のこと。
10キロの梅を洗って漬けた(夫が)話をさせていただいた。

昨今は70歳以上のおばあちゃんか、丁寧な暮らし系の人くらいしか梅干しなんて作らないんだろうと思っていたけど、案外梅仕事している人って多いんですね。
梅干し、梅ジュース、梅酒など、みんないろいろ。

さて、前回は梅を洗ってたらいに入れるところまででした。その梅仕事の続き編。

梅酢が上がった

あれから2週間ちょっとの6/29(土)のこと。
見てください。
重石を載せられた梅ちゃんたちから、梅酢がこんなに上がりました。

すごいよなぁ。
つぶれてしまうわけでもなく、ちょっとずつちょっとずつ、梅の水分が出てくるんです。

フタを開けた瞬間、「いいにおい!!!!」
この梅酢できゅうりを漬けると、それはそれは美味しかったです。

私に塩を揉み込んで重石を載せても、こんなに美味しい汁は出ないと思う。梅、すごい。

紫蘇を仕込む

でもこの梅干し、私たちがよく知っている鮮やかな赤色ではないですね。
あの赤色にするには、赤シソの力を借りるんです。

というわけで、ある晴れた土曜日に赤シソを山ほど買ってきて、子どもが昼寝をしている最中にせっせと茎を外す作業に勤しむアラサー夫婦。

この量×7回分。手がちぎれるかと思った。
途中で子どもも起きてくるし。ああ、私のティータイム…

横で夫は赤シソに塩を揉み込んで絞る作業。
これでアクを抜くんですって。

あの山盛りの紫蘇がこんなにしぼむって、切ない!
でも、紫色がきれいなのでいいか。

これを、先ほどの梅の中に入れます。
別に私たちは梅干しが赤かろうと白かろうとどっちでもいいんですが、この赤シソを干すと、なんと「ゆかり」になるんです!

ゆかりごはん、美味しいからね。子どももゆかりをかけると、ごはんをさっさと食べてくれるからね。

梅を干す

梅雨が明けたころ、いよいよ梅を干す作業です。
近頃は梅雨明けが遅いので、梅仕事も後ろ倒しですね。

我が家は梅デビューが一昨年なので、さほど影響を感じていませんが、農家さんや季節仕事従事者の方たちは、異常気象を肌で感じているんやろうなと思います。

すさまじい暑さで、カンカン照りなので、梅干し作りにはいい気候なのかもしれませんが、干している夫は暑そうでした。

できたてのあったかい梅干しを食べさせてもらうと、とろっとして、まろやかな梅干しができあがっていました。

あと5年〜8年くらいしたら、何かしらの滞在施設みたいなのを作りたいという夢ができたので、そこでも夫製の梅干しを味わってもらおうと思います。

今から予約、受け付けますよ♡

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