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3万5000回している決断のうち、何回かを指を振って決めてみるだけで。

今日も今日とて、クエリ(指振り)をしてます。

クエリはFAP療法の1ツールで、「無意識」とつながる方法。
詳しくは大嶋信頼先生のこちらの記事や書籍などを。

人は1日に3万5000回「決断」している

やってることは、迷ったり決めたりするときに、指を振ってその反応で判断するということ。

やり始めてしばらくしても、「指振り自体を忘れちゃう」こともたくさんあります。

普段はあまり意識しないですが、人は1日にものすごくいろんな場面で決断をしているそうです。ケンブリッジ大学のバーバラ・サハキアン氏によると、人は1日に最大3万5000回の決断をしているとか。
別の研究によると、食べるものや場所という「食事」に関する事柄だけでも、1日に2267回の決断をしているらしいです。

そのうちの何回かを「指振り」で聞いてみよう! としても、なかなか意識できませんでした。

終わってから、「あ! 指振りしてみればよかった!」って気づくんですよね。
それくらい無意識に、「迷い→決断」を行ってるんです。

でもそこを気にせず、「まあいっか!」と思いつつ続けていくと、だんだん面白くなっていくんですよね。
新しいおもちゃの遊び方がわかって、どんどん使ってみたくなる感じ。

人間関係で、こんなにいらない思い込みをしていたのか

私が今のところ一番「面白いな~」って思うのは、前も書きましたが、人間関係で使うことです。

ふと「この人、なんか苦手だな」「私のこと変に思ってるんじゃないか?」って思ったときに、指を振ってみると全然反応がなくて、私が変に思いこんでただけなんだ! ってすーごく気が楽になります。

上で書いた「決断」とは一見毛色が違うかもですが、これもひとつの「私はこういう風に世界をみる!」っていう決断だとすると、同じなんですよね。

「いや、そんなに自分のこと嫌ってくる人なんかいないでしょ。逆に自意識過剰」って思うかもしれませんが、私含めて本当にそう思ってしまう人いるんですよ!

常に「人に責められてるんじゃ?」って勘ぐってしまうんです。
(改めて文字にするとほんとに重症だなぁ)

でも、こうして指の反応で確認して、「ほんとかな?」って思いながらいったん信じてみると、不思議と気にならなくなっていくんですよね。

誰もそう思ってないのに、自分の独り相撲じゃんって。

「私よりあの人の方が、仕事できるって思われてるんじゃないか…」とか。
「いいねが少なくなって、誰かに笑われてるんじゃないか…」とか。

気づいて使っていくたびに、「私にはこんな思いこみがあったんだ」って見えてきます。

これって実は熟練の技の極みじゃん

これって大嶋先生もたびたび触れてますが、すごく高度なことのはずだよな~って思います。

人間の心理で、自分が信じているものを疑って、自覚して、それを手放すって本当に難しい。
みんな、「この手に握ってるものこそが真実だ!」って思っているから。

あの人はこういう人!
私はこう思われてる!
私はこう思われなきゃ!

誰かに「あなたが感じてるそれは、単なる思いこみだから気にするな!」って言われても、「はぁぁ?!! お前に何がわかるねん!」ってむかつくだけだし。

本当はそれってカウンセリングとかで第三者の力を借りたり、長い時間をかけて根気強く行っていくもの。

それが、自分だけの力で、抵抗なくスルって放せちゃうってすごすぎる。シンプルすぎて誰にでもできてしまうので、一見怪しいですけど。

使えば使うだけ、めちゃめちゃ奥深いツールだなってわくわくしてきます。

読んでくださって、ありがとうございました。

(メモ:ポメラで30分)



















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