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読書メモ|メルカリ
note528にちめ。
「メルカリ 希代のスタートアップ、野心と焦りと挑戦の5年間」(奥平和行著)を読んだメモ。
ユニコーン企業「メルカリ」の創業、荒波と急成長、ソウゾウやメルペイ新しい展開まで。2018年の本。フリマアプリ市場の変遷も示される。
しまむらデザイン、ロゴの変遷、名前候補bagleなど、“メガベンチャー”前の話が豊富です。
「メルカリをはじめとするフリマアプリの流行によって購買の行動・心理が変わってきた」というトレンドには興味があったものの、メルカリという企業そのものには長く関心がなかった。
・“メガベンチャー”
・アプリのユーザは女性が多い
・(意外と)テック系の人材から人気
・メルペイ
・(知財屋としては有定さんという方が有名)
……くらいのイメージしかなかったが、このたび読んで「メルカリ」という企業のすこしパーソナルなところ(?)を知れた。
創業、成長、数々の経営判断、とあってやはりお金の話、人の話も多い。他の企業の成長や変革のストーリと比べて目新しいところはないが、「お金は必要で出資を受けたい」「受けると責任が増す、自由度が下がる」がよく感じられた。
印象的だった3ポイント
・アプリの反応速度を重視する場面が出てくる。アプリの反応速度が重要、はちょこちょこ聞く。深津さんやけんすうさんも言われていたような。ここでも!
・メルカリの本なのでメルカリの話がとうぜん多いが、競合ファブリックの堀井さんの話も多い。この視点があるのはおもしろかった。(よい人そうだな、と勝手なイメージを持った。)
・松山さんというかたの、率直な感想を過去の失敗ゆえに言い出せなかった話。経験豊かなかたでも、と印象的だった。他人の事業のことだからなおさら慎重になるのかもしれない。
ネガティブポイント
文章は読みにくかったです。いつのことか、誰のことか、よく飛ぶのに前置きや主語がよく省略されているせいか、流れがわかりづらかった。
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