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毒親|母の浮気を発見した日

母の浮気を発見したのは小学3年生の時。

当時小学生はまだ携帯電話を持たせてもらえず、親の携帯で友達とメールをする時代だったので、宿題や時間割が分からない時、友達と遊びに行く約束をしたい時などは親に携帯を借りてメールをしていました。

だけどメールはもちろんお金がかかるし、親のプライベートが詰まっているものなので、いつでも快く貸してくれるわけではありませんでした。
そのため、私たち兄弟は母がお風呂に入っている間に、友達からメールが届いていないかを勝手に確認していました。

そんなある日。

いつもなら無造作に置いてある携帯が、
なぜか脱いだ服の中に隠してありました。

おかしいなと思いながら、いつものようにメールをチェックすると、受信履歴に

「さっき会ったのにもう会いたい😍
 次はいつ会える?」

みたいなメールが届いているのを発見しました。

当時小学3年生だった私たちは、不倫や浮気という言葉は知らなかったものの、
母が父ではない誰かに恋心を抱いていることは分かりました。

発見してすぐは、母がなぜこんなメールを父以外に送っているのか理解できず、そっと携帯を戻したのを覚えています。

それから母がお風呂に入っている間に携帯をチェックすることが日課になりました。
正直この頃は、怖いもの見たさや、面白半分でメールをチェックしていたと思います。

メールは「会いたい」や「電話しよ」という内容が多く、着信履歴にもその人の名前が毎晩のようにありました。

ちなみにその人の名前は「まさん」です。
もっとバレないような名前にすれば良いのに、と小学生ながら思っていました。笑

そして、その頃、母は毎晩のように、家族が寝静まったあとに外出していました。

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