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毒親|私の家が初めておかしいと気が付いた時

私の母は、料理が上手で、ほかの家の子供にも優しく、「いいお母さんだよね」と言われることが多い、そんな「外面は良い」お母さんでした。



私はそんな母が大好きでした。
今も好きです。



私が初めて、
「私の家、おかしい?」と気が付いた時。

それは小学3年生の時でした。

夜ご飯を食べていると、母が突然怒り始めました。

当時私は小学生だったので、
何に対して怒っていたのかは覚えていませんが、「母が突然怒り始める」という出来事は何日も続きました。

突然、というのは本当に突然で、
3秒前まで、笑顔で楽しく話していたのに、
何かスイッチや地雷になる話題があるわけでもないのに、
突然人が変わったように、怒り始めるんです。

「死ね」「殺す」「失敗作」「出ていけ」と暴言を吐かれ、言葉では終わらず、物を投げたり、動物のように雄叫びを上げたり。


そんなことが毎日続きました。


その時小学生だった私たち兄弟は、
「私が右側の席に座っている時は怒っていないと思う」
「じゃあ明日から私が右で、○○が左の席ね」
「ママが怒るのを感じたら、足で二回トントンって音を出すから話すのをやめよう」
と話し合ったことを覚えています。


「母が突然怒り始める」ことは、
それまで気が付いていなかっただけで、
きっと随分前から毎晩行われていたことだったんだと思います。

同じころ、私は母の携帯を見て、
母が不倫をしていることに気が付きました。

母の暴言や奇行、不倫は、
私が23歳になった今でも毎日続いています。

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