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英語を教えるときに意識していること

 英語を教えるときに,大切なこととは何でしょうか。

 今日は,私が英語を教えるときに,普段意識していることを書きたいと思います。

 まず,根幹にあることは,

原理原則を考える


ということです。

 たとえば,数学を学ぶ上で意識することは何でしょうか。数学を教える人は,

公式の暗記

問題が解けること

ではなく,

公式を導くこと


発想の仕方


を意識しているのではないのでしょうか。これは,

原理原則を考える


を重視するということでしょう。

 私は,英語も同じだと思います。英語を勉強したり,教えたりする人は,

英単語を覚える

文法のルールを覚える

長文を読む


というように,

量をこなせばいい


と考える人が多いように思います。しかし,それでは

英語はできるようにはなりません


数学で言えば,

公式を覚え,問題演習をする

ようなものです。

英単語は,

語源を押さえたり

根っこの意味を考えたり


する必要があります。

英文法は,ルールの暗記ではなく

成り立ちを考えたり

理屈を考えたり


する必要があります。

長文は,たくさんの英文を読めばいいわけではなく,

1文1文を丁寧に読む


つまり,

英文解釈


の学習をしたり,

パラグラフや文章の構成法


を学んだりする必要があります。

 つまり,すべてには

理屈がある


ということです。この理屈を学ぶことで,どんな英文でも読めるようになります。つまり,英語学習は,

暗記ではなく,原則を押さえる


ことが重要だということです。

 受験生を見ていると,英語はどちらかといえば,暗記科目と思っている学生が多いように思います。単語を覚え,ルールを暗記し,たくさん読む…などというように。ですが私は,英語の勉強法は,

数学に近い


と思います。

なぜ,そのような読み方ができるのか

なぜ,そのような規則があるのか


ということを

1つ1つ丁寧に考えた上で,演習を積んでいく

ことが大切でしょう。英語となると,とりあえず暗記し,演習を積もうとしている学生が多いですが,その学習法を変えれば,同じ時間を要しても,伸び方が変わると思います。





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