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10年後の生存率2%の奇跡

私は小さい幸せを見つけることが得意だと思う。

以前、母が難病を患った。
しかも10万人に1人の確率で発症する病気を2つも同時に患った。

私は当時の細かい記憶があまりない。
あまりにもショックだったから。

どうして良いかもわからず、ひたすらネットで色んな記事を読み、
良いと言われることは全てこなした。

酸素チューブを鼻に入れている母は、娘が大変な思いをしていることも知らず、病院にきてまでお姑さんの愚痴ばかりを言った。
なんとか癒してあげたいと、毎日しっかりと話を聞いた。
後に心理カウンセラーの資格もとった。

そして母のネガティブな話をポジティブな話に変換するクセがついた。

死と直面すると、生きていられること、この日本の環境がどれだけ幸せなことか気づかされる。

心臓が動いてくれていること、傷が「白血球の無償の努力」のおかげで治ること、歩いて行きたい場所へ行けること、仕事ができてお金がもらえること、家族や友達と笑いあえること、太陽がまぶしいこと、雨がふること、電気がついて水が出て温かいご飯が食べられること・・

母の病気は、私に考え方次第でどれだけでも幸せになれることを教えてくれた。

直面すると不安で押しつぶされそうになることはいっぱいある。
お金のこと、将来のこと、子供の成長、コロナや病気のこと‥

しっかり計画を練り、対策を取りながら、大変な中でも楽しんで生きていく。

母は当時「余命1ヶ月」を宣告された。
だけど、10年生存率2%の可能性の中で、まだ生きている
病気が発症して今年で15年目になる。









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