筋力について浅はかではないか?筋肥大トレーニングの基礎知識②
こんにちは!
理学療法士のしゃけです!
この記事は前回の筋力トレーニングの基礎知識①の続きになります。
前回の最後に筋肥大トレーニングと筋出力トレーニングについて話したのですが、今回は筋肥大トレーニングについて少し詳しく書いていきます。
筋肥大トレーニングについて
筋肥大とは皆さんご存知のとおり
筋線維の横断面積が増大することです。
トレーニングで筋線維は太くなるけど基本的には筋線維数は増えないです。
余談にはなりますがサルコペニアになると筋萎縮だけじゃなくて筋線維数も減少するらしいです。
筋線維は増えないのに減るんですめちゃくちゃ厄介だと思いませんか、、。
筋肥大のメカニズム
①筋タンパク質合成
筋肉はタンパク質の合成と分解を繰り返しており、その割合で筋肥大するか筋萎縮かが決まります。
・合成 < 分解 = 筋萎縮
・合成 > 分解 = 筋肥大
要するに、筋タンパク質が増加すると筋肥大するということです!
筋肥大させるための戦略としては
どうやって合成の促進し、分解の抑制するか
これが大事になるわけです。
おい。しゃけさんよ。なんだ急に。難しすぎて訳分からんよ。って思いましたよね?
こんな難しいのは覚えなくていいです。
この図で伝えたいのは、
筋力トレーニングにより刺激が入ると内分泌を起こし、身体の中で様々な反応が起こり、筋タンパク質分解抑制と筋タンパク質の合成促進の2つを同時に促し、筋肥大に繋がるということです!
つまり、
筋肥大を起こすには筋力トレーニングをやれ!
ということです。めちゃくちゃ当たり前のことですよね。
ちなみに筋力トレーニング後の筋タンパク質の合成効果は48時間以上続くと言われています。
②筋衛生細胞の働き
筋衛生細胞とは
骨格筋の幹細胞とほぼ同義で
筋線維の肥大と再生を担っています。
これが筋衛生細胞の働きです。
要するに、筋トレをすると筋衛生細胞が活性化し筋肥大するということです。
まとめ
筋肥大のメカニズムについてまとめると
筋力トレーニングを行うと、内分泌系が働き筋タンパク質の合成が促進し、分解が抑制される。さらに筋衛生細胞が働き、筋芽細胞が増殖するため筋肉が肥大するということです。
今回は筋肥大に必要不可欠な筋タンパク質についてと筋衛生細胞について記事を書かせて頂きました。
筋肥大について詳しく書きすぎるとボリュームが大きくなりすぎて読むのもしんどくなってしまうので、何分割かに分けて今後も投稿していけたらと思います。
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