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卯月|April

目次

  1. コラム|お花見団子

  2. 医療情報|長生きの秘訣!?睡眠時間より大切なのは"これ"だった

  3. 健康オタク|歩いて健康!ピッタリを見つけよう

コラム|お花見団子

お花見の起源は古く平安貴族たちが歌を詠み、花見の宴を開いて楽しんだのが始まりのこと。後に豊臣秀吉が桜の季節に京都の醍醐寺で盛大な宴を開いた際に全国から銘菓が集められ、花を見ながらお菓子を楽しんだようです。この後、花見の際にはお菓子を食べるという習慣が広まりました。お団子の三色には諸説ありますが、ピンクは桜の春を、白は雪で冬を、緑は草木の色で夏を表し、秋がないので「飽きない」と洒落をきかせた言葉遊びでもあるとか。楽しみはお花見?それとも「花より団子」でしょうか。

医療情報|長生きの秘訣!?
    睡眠時間より大切なのは"これ"だった 

 
睡眠は十分に取れていますか?
睡眠は私たちの健康を左右する重要な要素のひとつですが、実は睡眠の"質"も死亡リスクに大きく影響するという研究結果が出ました。
この研究は、オーストラリアのMonash大学の研究チームが、イギリスの40歳から70歳までの約6万人を対象に、1週間の睡眠をセンサーを用いて測定し研究したものです。
この研究では、「睡眠時間」と「睡眠の"規則性"」について、それぞれ、死亡リスク、がん、心臓病との関連を調べました。
結果は、年齢にあった「睡眠時間」をとることで死亡リスクは低下しました。これは過去の多くの研究結果と同様でした。
今回の研究で大きく注目されたのは、「睡眠の"規則性"」が死亡リスクを大きく下げる効果があることがわかったのです。つまり、適度な「睡眠時間」は大事なことですが、それよりも「睡眠の”規則性“」の方が重要な因子となったということです。
具体的には、睡眠の規則性が高い人は、そうでない人に比べて全死亡リスクが20%から48%も低下していました。がん、心臓病、その他の原因別にみても、睡眠の規則性のほうが睡眠時間より死亡リスクとの関連が強い結果となりました。
研究チームは「睡眠時間を確保することは重要ですが、それ以上に生活リズムを規則正しくすることが健康につながる」と述べています。
確かに現代人は不規則な生活を送りがちですが、この研究結果を受けて、毎日同じ時間に起きて寝ることを心がけてみてはいかがでしょうか。ちょっとした習慣の改善で、健康長寿への第一歩になるかもしれません。

  

健康オタク|歩いて健康!ピッタリを見つけよ        う


【健康には一日1万歩?】「10,000歩」は、1960年代の日本で健康促進のためのキャンペーンの一環として提唱されたもので、「万歩計」という歩数計の販売促進が起源とされています。近年の研究では、1日あたり7000歩程度を歩くことが、特に成人の健康に多大な利益をもたらすことが示されています。しかし最低4000歩から健康効果があるとか、8000歩が最適といったものなど、検証結果はさまざまです。
【歩くスビートもさまざま】
歩くことは健康促進に役立つことを前提とすると、どのように歩けばいいのでしょう。ゆっくりの散歩、速歩、スロージョギング※はそれぞれ異なる健康効果をもたらします。
※スロージョギングとは

  1. スピードは、笑顔を保って、隣の人と話ができるぐらいに、とにかくゆっくり。

  2. 歩幅は小さく、一歩が10~20センチぐらい。 .

  3. かかとではなく足の指のつけ根で着地しあごをあげ前方を見て。

ゆっくりの散歩は、ストレスの軽減や心のリラクゼーションに最適です。特に、運動不足の解消や、運動を始めたばかりの方に適しています。
◇速歩は、有酸素運動の効果を高め、心肺機能の向上や体重管理に。運動習慣がある程度ついている人に適しています。
◇スロージョギングは、さらに高い強度の運動で、心肺機能の向上、筋力の強化、骨密度の維持や向上に効果があります。運動に慣れている方や、効果的に脂肪燃焼したい人に適しています
【継続して効果を実感】。
健康を維持、向上させるためには、自分に適した活動形態を選択し、それを定期的に続けることが重要です。また、活動を楽しむことが継続の鍵となりますので、お散歩と速歩、スロージョギングを組み合わせるのも良い方法です。


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