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ゴールデンサークル=ロトのつるぎ〜優れたリーダーはどうやって行動を促すか?〜

もし、あなたがこのサイモン・シネック氏がTEDトークで語った動画「優れたリーダーはどうやって行動を促すか?」をまだ観たことがなかったとしたら?

それはもう「ひのきのぼう」で魔王を倒しに行くようなものです。。。

逆に言えば、この動画はまさに「ロトのつるぎ」であり、魔王を倒すのであれば必須の最大唯一の武器になると言えます。具体的には、

「なぜあの人のことを応援したくなるのか?」
「なぜあの企業は魅力的なのか?」

そんな、あなたが今までハッキリと説明できなかったであろう、でもきわめて重要なこの謎を、世界を変えてきた歴代の偉人達であるライト兄弟、キング牧師、アップルのスティーブ・ジョブズのリアルで興味深いエピソードを交えながらたった15分程度で見事に解説してくれます。

この動画を観ることで、あなた自身のチームメンバーへのコミュニケーションが劇的に変化し、組織全体のパフォーマンスが飛躍的に向上する可能性があります。もしあなたがリーダーじゃなかったとしても、人や企業の見方が180度変化して、あなた自身がやりたいことや、限りある自分の時間を賭したい相手がよりハッキリする可能性があります。

そんなシンプル且つ強力なモデルが学べる動画が無料で学べるTEDトーク、半端ないです。。いつも本当にありがとうございます(届け)

観たことある人も何度観ても発見しかないと思いますので、久しぶりにぜひ観ていってくださいね♡

ちなみにこのnoteは、普段ソーシャルグッドな企業に特化した戦略デザインの伴走支援事業をおこなうONE SWORD(ワンソード)株式会社を経営している僕、安部謙太郎の個人noteです。

こういう綺麗事を謳って経済もちゃんと成り立たせようぜ、というスタンスの会社の代表のリアルな葛藤や本音ってなかなか見れないだろうということで、いいところもまだまだなところも含めてこうしてnoteにしたためていくことにしました。

まだ始めたばかりでブルブルです。ぜひスキやコメント、シェアしてくれたら泣いて喜びますm(^_^)m

早速どうぞ!!

それでは前置きはこれくらいにして、早速動画をどうぞ。

(ネタバレを含みますので、動画を観てから読み進めてくださいね!)

個人的解釈と教訓

ここで今回動画の内容をまとめようとしたのですが、正直、内容についてはこの動画が最も洗練されていると思うので、気になったときに何度も観ることをオススメいたします。笑

とはいえせっかくなので、日本で小さな会社をなまじ経営している僕の視点で、個人的な解釈をつらつらアレしたいと思います。

まずはなんといっても動画に出てきたゴールデンサークルが半端なかったですね。。この概念が発表されたのは驚くべきことに今から12年前のなんと2009年です。TEDトークでもトップクラスの5000万回以上再生されています。今となってはこういったビジネスの世界では半ば共通言語レベルで浸透している言葉かもしれません。

世界を動かしてきたリーダー達は皆、「WHY」「HOW」「WHAT」この順番で伝えてるんだ。

あまりにシンプルで美しく、強力すぎる概念です。

ゴールデン・サークル図

ここで動画に出てきた教訓をいくつか個人的な解釈でざっくりまとめてみました。(ぜひあなたの教訓もコメントで聞かせてくださいね)

ほとんどのリーダーはWHATとHOWのみを伝えていて、WHYを伝えていない(もしくは最後に伝えている)

動画にもデルのMP3プレイヤーの事例などが出てきていましたが、これ、かなり笑えない話ですよね。僕が知っているほとんどの企業は、基本的にまず製品を紹介し(WHAT)、他の製品との比較や優位性(HOW)を一生懸命謳います。なぜこの事業をおこなっているのか、どんな世界観を信じているのか(WHY)なんて、触れることすらしない企業がほとんどではないでしょうか?

もちろん、それでも買う人はいますよね。でも、消費者にはなってくれても、ファンやフォロワーにはなってくれません。次購入を検討するときは、以前どこで買ったかなんて覚えてなくて、単純に価格かスペックを比較して選択されるわけですね。つまり、ちょっとした差で勝敗がひっくり返る、まさに価格競争のラットレースを繰り返すしかなくなってしまうのだ、と。

しっかり、WHYを伝えること。そして、それを最初に提示する。あまりにもシンプルだが、ついつい目の前の具体的な話や便益性に目が行ってしまって、ほとんどの人がなかなかできていないことだと思うので、逆に言うと、適切に武器にできた人にとっては、もうチャンスでしかありませんよね。

余談ですが、ワンソードでは、ソーシャルグッドな企業に特化して支援することが、現行の資本主義経済の在り方に異を唱え、よりよい社会へのアップデートが可能になると信じて、戦略デザイン伴走型支援をおこなっています。

お金はWHYにはならないよ

そしてこれ。動画の2:20あたりでさらっと言及されている言葉を引用します。

「なぜやっているのか」がわかっている人や組織は 非常に少ないのです。
「利益」は「なぜ」の答えではありません。
それは結果です。いつでも結果です。

たった3行の中にエグい指摘が込められていると個人的には感じています。

そもそもずっと謎でした。

なぜこれだけ強力な概念であるゴールデン・サークルが世に提唱されて、世界中で、5000万回も再生されているのに、ほとんどのリーダーや企業がWHYを語らないのか。

いや、語れないのではないか。

起業して5年。様々な経営者に出会ってきました。そんな彼らを見てきて、その理由がここにある気がしてきたのです。

WHYがないのではないか?

これです。大手を振って、本気で腹の底から謳える明確なWHYがないリーダーのほうが多いんじゃないかと思ったわけです。めちゃくちゃ失礼なことを言っている自覚はあると同時に、ここについてはまだ疑いは晴れてないです。

じゃあ、自分(あなたも?)がするべきことは…明確ですよね。そりゃnoteも始めるわけです笑

まとめ

はい!というわけで今日はゴールデンサークル=ロトのつるぎ〜優れたリーダーはどうやって行動を促すか?〜という記事で、ゴールデンサークルの概念の紹介と、その重要性について書いてみました。

テクノロジーの進化によって、ほとんどの企業や人的リソースが必須ではなくなるこれからの時代。と同時に山積みの社会問題。そんななかWHYがない企業やリーダーに優秀な人材が集まるわけもなく、そういったところから衰退していくのはまず間違いないと考えています。

じゃあ果たして自分は価値あるWHYとそれに伴うHOWとWHATを提示できているのか、自戒の念を込めて書いてみました。

ぜひ、コメント欄から感想を教えてくださいね!


というわけで、今日も最後まで読んでくださり、本当に本当にありがとうございました!スキやコメント、シェアしてくれたらバリ嬉しいです♡ ぜひお願いしますm(^_^)m

それではまた次回お会いしましょう!ありがとうございました!

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