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国際結婚 欧州 ”入院体験記①”

みなさんこんにちは、 家族みんなが具合が悪く 旦那と息子は、トイレに駆け込み、水便出ちゃって、げそりしているのに、私だけが風邪気味なのに便秘なのがなんとも納得いかない、すし子ですがみなさんいかがお過ごしでしょうか?汚い話ですみません、、

さて今回は、もう20年も前になる結婚前のイタリアでの入院体験記を書きます。
ちょっぴり長くなりますが、 お付き合いください。

さて、 ストーリーを書く前に、みなさんは人生のうちで、 入院というものをしたことがありますか? 私は、こう見えて結構あるんです。笑
でも、病院に大きな不満を持ったことが、そう、、、この時まではなかったんです。 病院とは、看護婦さんが優しいところ、、 というイメージがつくくらい、 過去の入院先では、 何不自由なく入院させてもらいました、、、

が、、、、、

このイタリアでの入院体験で、海外で病気になる恐ろしさを知り、病気とは、病気自体も恐ろしいけど、 病院も、看護婦も、医師も 恐ろしいものなんだということを知りました。

さてさて、、 前置きが長くなりましたが、入院体験記書いていきたいと思います。あ、、 なんでこんなに細かく 20年も前の入院体験記が書けるかというと、 パソコンに、日記というか、 体験したことをメモした、データが残っていたんです。そこから、書いてます。

まだ結婚もしてない、むかぁーーしむかーーしのお話です。まだ。私とフランクが、お互いのつたない英語で、会話をし合っていた時の話です。イタリア語は単語くらいしか知りませんでした。

ある、夏の日、、、
まず ことの始まりはスイスの自宅です。いつも元気な私が、体調不慮で目を覚まします。ちょっぴり熱が出て37.7℃ 寒気がしました。
隣で寝てた彼(フランク)に「寒いからもう一枚ブランケットをとってきて」と頼みました。
彼は「へ?」って感じだったみたい。だって、パンツにTシャツのみで寝てる彼の横で、Tシャツ着てトレーナー着てジャンバー着て靴下はいて内側にもこもこのついたズボンをはいて布団をかけて寝てる私が「さむい」と言ったんだもの・・ 

彼(フランク)もさすがに「熱があるんじゃない?」
すし子「うん 測ったらあったんだよね、、、」
フランク「あっそ~ダイジョウブ? お水飲みなさい」で・・どうして水なんだか・・彼は水を汲んできました。
そしてその日はとりあえず毛布をもう一枚もらい、そのまま寝まして、次の日私はまだ熱が下がらず38.8℃になってしまい、なぜか夕方の4時までぶっつづけで寝ていました・・。爆睡ってやつ・・
それでも良くならないので、彼から風邪薬をもらい飲みましたが、いっこうに熱は下がらず・・頭は痛いし足がなぜか異常に重たい・・成長痛のようななんというか筋肉痛のような・・
わたしったら 「もしかして、もっと足が伸びるのかな? うれしいかも♪うふっ♪」とか思いつつ痛みに耐えていました。
そしてその日もおとなしく 寝てました。まー 昔から、熱はしょっちゅう出す方でしたし、熱が出ても、食欲も落ちることなく、 結構寝てたら治るタイプだったので、私自身もあまり真剣に考えていませんでした。
 
次の日、実はベニスの近くのフランクのお母さんの故郷に旅行に行く計画があったのです。
これしきの熱で旅行をあきらめる私ではありません!!!
熱が39℃に達しているにもかかわらず、いそいそとベットから起き上がり、旅行の支度をして彼には「元気元気!」をアピール! 
そして4時間半、キャンパーにゆれて(私はキャンパーのベットで熟睡)ベニスの近くの漁師町に着きました。 
ここには彼の別荘があって何日でも居られるので気を使わないし、今回は彼の両親も一緒に来たので美味しい料理を作ってくれる!! 明日にはマーケットが開催されるし!!ショッピングができる!たのしみーーー! 熱があるのにワクワク!
そして別荘についたころには、私は頭痛と足の痛さでふらふら・・薬を飲んでも熱もいっこうに39℃から下がらない・・そのままベットに直行・・
夜中になっても、頭痛と足の痛さ重さ、熱がいっこうによくならず、あまりの頭痛で眠れない・・ 嘔吐が2回 鼻血も出ちゃって大変・・

翌日の朝になっても、状態は良くならず、、、
フランクに具合が悪いというと、 私の様子を自分の母親に説明したのか、彼のお母さんが、私が寝ているベットの部屋まで、カモミールのお茶を 二時間に一回くらい 大きなポットに入れて、持ってきてくれました。
彼のお母さん曰く、 カモミールは、具合の良くない体にいいらしい、、
しかし、、、私からしたら、 鼻をつまんで一気飲みして飲んでも、吐き気が強くなるほど、、恐ろしく私の嫌いな味だった、、、しかし、 彼のお母さんの好意を無駄にすることもできず、、 持ってきていただくたびに飲み干しました、、、
つ、、、辛かった、、、、

 でもでも、、 その日の夜中になっても熱は下がらず。
明け方についに 鼻血が出て止まらなくなってしまったのだった、、つづく…


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