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国際結婚 欧州”子供の宿題”

みなさんこんにちは、 今日も 自分のお腹についた肉に 「君はどこからきたんだい?」と話しかけ会話をしているすしこですが、 みなさんはいかがお過ごしですか?

さて今日は、 子供の宿題について、お話しします。
日本の夏休みの宿題は、 義務ですか? そう、、 やらなきゃいけないものですか?
っていうか、 夏休みに宿題が出た時点で、 私たちの頭には、 ちゃんとやっていかなければいけないという、義務感というか、正義感というか、、、、 湧き上がりますよね?

宿題=学校に全てやって提出するもの ではないでしょうか?

しかーーーーーーーし!!!!
私のいるティチーノでは、、 というか、、 まー全部の学校ではないかもしれませんが、 私の息子の通う小学校では、、 宿題は 数ページ出るものの、、、義務ではないんです。

配られた宿題の 表紙に、「もしやりたいなら、、やってください。 義務ではないです」という言葉が添えられています。

そして、 夏休みが開けると、 案の定、やってこない子供が何人もいまして、 「だって義務じゃないし」という言葉を、 堂々と、、いうんですよ。

私はこう見えて、 日本人なので、、、( まー どっからどう見てもヨーロッパ人ではないですが) 宿題はやらせたいんですが、、、

小学校3年生にもなると、 息子も私に対抗してくるようになります、、、

「だってみんなやってこない」だの「義務じゃないってかいてあるからやらなくたっていい」「僕より馬鹿な同級生だってやってこない」
「去年だって、 宿題やってきたのは、数人だけだった」

そう、、 息子と言い合いになります。
そして、 怒り狂う私を前に 渋々宿題をやり始める息子、、、、

息子「ママ、、 ここどういう意味?」

すしこ「えーっと、、、、(イタリア語を読んでみるが、いまいち言っている意味がわからない)」

息子「はぁ、、、、 ママは わからないからね、、 イタリア語わからないままを持つと大変だよ、、、」

すしこ「ヌアニーーーヲォーーーーーー!!!」怒!!

息子「あーーいーよ、いーよ。わかんないんでしょ、 はいはい!!」

すしこ「イタリア語はあんましわかんないけど、 数学だったらわかるもん!! 全国 全世界、共通だし」

息子「はい、 じゃーこれは!!(数学の問題が、長く文章で書かれている用紙を渡してくる」

すしこ「ヒーーーーーーー涙 ここだけ読んでよー ねー これどういう意味? ちょっとまって辞書引くから」

息子「もーいいよ パパに聞くから」怒

すしこ 「(涙)」

なんだか、 自分が情けなくなります、、、

大学まで行ったのに、、 結構昔から成績良かったのに、、小学3年生の内容がわからないなんて、、、

そんなしょげてる私を見て息子

息子「まま、、 学校行った方がいいよ、、特にイタリア語の文章読解力ね」

そんな息子が、日本の小学校に行き 宿題を持ってきて 私に聞いてくれた時の感動、、、、
ぜーーーんぶ 教えられる。 ぜーーんぶかいてあることがわかる。

う、、、 嬉しい、、、 母になった感じがした。

ニコニコしながらも、 厳しく 教えてやりましたとも。

でも、、、 またスイスに戻ってきて、 小学三年生になった息子の授業には、、 フランス語も、、 始まってしまった。

きえーーーーー!!!!

イタリア語だって大して教えてあげられないのに、、 フランス語、、、

母の威厳は、、 いつまで保てるんだろうか、、 涙。


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