【エッセイ】来年の手帳をついに購入

秋以降ずっと手帳やノートのアイディアを調べて考えて自分なりに試行錯誤してきた。同時にプライベートもそれなりに充実していった。来年への期待値は随分と高まっている。来年のための準備をこの半年近く、あるいはこの1年試してきた気持ちでいる。今年をどう過ごすか、道半ばで少し迷い出した時に。やっぱり自分は書きたい、書いて考えて、言葉に助けられてここまで生きてこられた。そう思った。知的好奇心は常にある。それこそが今の自分を支えている大黒柱のような気もしている。

今日。ようやく来年の手帳を手にした。毎年買い続けている馴染みの手帳。最初に使った年の記録をパラパラとめくりながら。書き方が今とは違っていたのかと発見した。後半は意外と書き残しておらず、それでいて記憶はそれなりに残っているから不思議だった。サークル活動の運営のために買ったのがきっかけだ。計画を立てる必要があった。当時で100人近く集まるグループの運営、部活動で培ったノウハウも使いながら。自分たちらしさ、自分たちの活動をしたいと強く願っていた。こと自分のためにと手帳の、その方向を変えるのが難しく。自分と向き合うのが苦手だったのだとようやく自覚し理解した時に。真夜中に泣きじゃくったのも昨日のことのように鮮明に覚えている。自我に芽生えて以来、ずっと変わり続けたいと思う一方で。自分とどう向き合えばいいのか。他者とどう向き合えばいいのか。分からないと思い続けた10代。とりあえずと1歩踏み出そうとした20代。考え続けてきたおかげで。今なら何故なのかを自分なりに説明出来て、だからと理由付けて考えられるようになれた。書くことをずっと続けてきたおかげで、少しだけだが変わることも出来たのだと思う。少しだけだが生きやすくなったというか、コツをつかんだというか。自分を理解してきたのだろう。

手帳やノートに自分を助けてほしい。書くことで自分自身と友達になりたい。自分の好きな物事が自分を支えてくれるのだと分かって。それらを大切にしたくなった。丁寧に暮らしたくなったのはきっと、自分自身を大切にしたくなったからだろう。何が出来るのか。何をやりたいのか。自分の声をもっと聞いてみたくなったのだろう。書くことでそれが叶うらしいことが次第に分かってきた。持ち合わせているピースは少なくとも、それを使ってアイディアを絞り出せるくらいは多分出来そうだ。最初に手帳を使っていた時も。ゴールから逆算することを学んだはずだ。

年間で最も希望に溢れ
最も元気な1月がもうすぐやってくる。

最初の半月。その後の半月。
挫折しても構わない。
Bプランだって得意だ。
修正もきっと楽しめるだろう。

ついてないやと落ち込んでいた昨年、
noteを始めた。
書くことで変わりたい、
その想いは昔も今も変わらないのだ。

仮面ライダーが大好きだから。
ボク自身が変身したい。
多分そういうことだろう。

自分を犠牲にするだけじゃなくて
自分を大切にしながら
変身したくなった。

手帳と一緒に未来へ帰ろう。
大好きな未来へ帰ろう。

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