【スワローズ応燕記】23年シーズン開幕【2週間の振り返り】

開幕から2週間が経過。
我がスワローズも出だしは良かった。
開幕広島戦は3タテ。
続く中日戦2勝1敗の勝ち越し。
阪神戦は1勝1敗1分。

各カードをしっかり勝ち越す。
昨シーズン交流戦のように。
その意識はカード頭を小川、サイスニード両投手に託したところからも伺えた。
当初のローテーションは以下。

月曜 移動日
火曜 サイスニード
水曜 高橋奎二
木曜 石川
金曜 小川
土曜 ピーターズ
日曜 吉村

石川投手は中10日と予想し
合間は小澤投手などを育てながらやりくりすると思われた。

しかし。
ピーターズ投手の離脱で先発が苦しくなり。
さらにはキャプテン山田選手の離脱。

元々外野の塩見選手、山崎選手が開幕2軍スタート。
オープン戦でも外野は若手の成長を促すべく競争が激しくなっていた。
特に打撃も魅力の内山選手を外野コンバートし
打線に厚みをもたらす狙いが見えていた。
守備でも内山選手の活躍が随所に見られて
そこに濱田選手、丸山選手、並木選手と続いていた。

昨シーズン終盤からのスワローズ打線は
なかなかヒットに恵まれず、村上選手の
三冠王への期待もありどこか一発頼みになっていた。

今シーズンも残念ながらそれが継続している。
何とか中軸で先制しても下位打線で流れが止まる。
山田選手不在で中軸も止まる。
若手も止まる。バントや走塁も不調。

先週末の広島戦は
相手に強いチームの野球をされて終わった。
土日に至っては我々がどこか望んでいた本塁打攻勢。
鉄壁と思われたリリーフ陣も
さすがに疲れが見えてきている。

先発が5回80~90球あたり、
当然リリーフの出番が増えていく。
これまでは終盤まで何とか粘って
反撃して勝っていたのだが
ことごとくチャンスが生かせず。
良いイメージが見えて来ない。

得点圏でどうにか長打が出れば。

とはいえチームも打撃不振に備えて
走塁でチャンスを拡大しようとしてきた。
河田コーチも復帰し、盗塁、エンドランと
足で仕掛ける姿勢は感じていたし
足の速いランナーが
相手バッテリーにプレッシャーを与え
甘い球を打者が仕留めることも。

象徴するかのように山田選手の盗塁があったと思う。
WBCでもリアルミュート選手から
盗塁を成功させていた。
今年はトリプルスリーもと期待を膨らませて
試合を応援していたものだ。

主力が欠けている中で勝率5割は充分。
今月後半、大きく崩れないのが大切。
まずは松山で連敗脱出に期待したい。
昨年苦手だった中日相手に
打線も復調出来るかどうか。

毎試合勝ち続けるのは無理だし。
長いシーズン負けることも当然ある。
その中で、
勝てる試合を極力落としたくないところだ。

サンタナ選手や中村選手も
長岡選手も復調の兆しは見えてきたので。
問題はどこで打つのか、だと思っている。
苦しんでいる村上選手もしかり。
投手陣が厳しいと何年も言われたスワローズ。
投手陣がここまで踏ん張っているので
打撃で投手陣を助けていきたい。

少しの差が大きくなり出している。
ここで食い止めてリーグ連覇したチームらしい
良い試合に期待したい。

阪神と投げ合った3試合目は
クライマックスシリーズや
日本シリーズのような白熱したものだった。

徐々に伸びてきた広島やDeNAに
離されないように。
チームが苦しんでいる今こそ
我々ファンの応援で後押ししていきたい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?