【エッセイ】新ライダー情報解禁に想いを寄せる [ものつくりのイマの形]

仮面ライダーの新作情報が発表されました。
カードを全面に出してきましたね。

カラーリングも注目。
平成ライダーで赤が目立つことが
多かった印象ですが

青というか緑というか、
そんな色合いが採用されました。

原点回帰の意味合いが強かった
ダブルでは黒と緑。
2号ポジションのアクセルが赤く
キャラクターも昭和熱血漢。

今回はカードとお宝がキーワード。
ガチャとgotchaのかけ算なのでしょう。

昨今、平成2期あたりからは
ベルトがうるさい(笑)という
お約束が定着。

そして変身アイテムに
声優さんの声が加わり

声優ファンの方々も
特撮に流れてくれたように思います。
きっかけはやはり電王でしょうか。

ダークテイストだけでなく。
戦隊のような明るさも出してくる。

作品の数だけ
ライダーにも様々な姿かたちがあって。

ライダーの生みの親
石ノ森先生亡き後に
放送が復活して

今でもずっと続いてくれることが
とても嬉しくありがたい。

空白期を過ごしたので
当たり前のように
ライダーがテレビで活躍している世界が
とても魅力的。

ウルトラさんが
テレビ復活するらしい、
いいなぁ羨ましいなぁと
思っていたのがティガの頃。

ライダーなんて
マイナーなイメージでさえあり。

金曜夕方から
日曜朝に引っ越した
メガレンジャーも
食い入るように楽しんできたあの頃。

ものつくりには
お金が必要で。

少ない予算でやりくりしていく中で
今のテレビのスタイルが
確立されたのだと思います。

雛壇トークのバラエティー。
アニメは深夜。

アニメも1クールが精一杯だけど
少ない期間でもネットラジオや
生放送での特番、

声優さんたちの歌うCDや
ラジオドラマ

イベント開催、
グッズ販売。

放送中にブルーレイ発売の告知。

パターンがある上で

視聴者側が取捨選択をし
それぞれの作品を楽しませてもらう。

無料配信も増えていく中で
ハリウッドでは
ストライキが始まりました。

俳優さえもAIに脅かされる時代。
グラビアだったり
アイドル、コスプレイヤーたちにも
活動の場が残されるのかどうか。

作り手がいなければ
ボクたちは作品に出会うこともなく

人生を楽しませてもらう
要素を失いかねません。

かつてはスターウォーズも
低予算で始まった映画作り、

キャラクターのグッズ販売で
続編作成に繋げました。

実写化作品を出すディズニーもしかり。
ピクサーもディズニーも
続編制作で
安定して予算を得るための流れ。

女子サッカーも
日本の優勝クラブのグッズ(ユニフォーム)が
ないとニュースになっていました。

活躍がなければ注目もなく
スポンサーもなく
より厳しいスポーツの世界。

ボクらが享受してきた
様々な世界、文化を

この先もずっと応援するために

競技場に足を運び
イベント会場に足を運び
映画館に足を運び

それがまた
働くモチベーション、
意欲にも繋がるかもしれない。

互いをサポートし合う間柄で
ありたいなぁなんて。

戦隊が助け合うように。

ダブルライダーが助け合うように。

オーズも
「ライダーは助け合いでしょ?」
と。

長きに渡り続くシリーズ作品。
賛否両論はつきもの。

ルパンの生みの親
モンキーパンチ先生はかつて

「作品の数だけルパンの顔がある。
これが面白い。」

と語っています。
例えばカリオストロみたいなルパンは
自分では作れない。
だから面白い、というようなお話だったと
記憶しています。

ルパンが言うように

楽しんだもの勝ち
じゃないかなと思うんですよね。

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