自己否定は、「自己」否定に留まらず
仕事しかり人間関係しかり、人生上手くいかない場面って誰にでも必ずあると思う。
その度に僕はよく、「こんな自分嫌だ」とか「もっとこういう性格だったらいいのに」とか、自分のことを否定する気持ちが湧き上がってくる。
例えば僕は、変に真面目なところがあって気楽に物事を考えられないし、臆病で次の一歩を踏み出すことを躊躇してしまうような性格。うまくいかないことが起きたとき、いつもこの性格が嫌いになる。
でもそんな僕にも、愚痴を聞いてくれる友達、目的の無いドライブに付き合ってくれる友達、困り果てて泣きついたときに助けてくれる先輩…などなどが、ありがたいことにたくさんいる。将来を見据えてお付き合いしてくれる女性さえも(ちょっと前まで)いた。
それを思うと、自己否定は、自分が嫌うクソ真面目さ・臆病さを受け入れて、好いてくれる人をも否定してしまうことになるんじゃないかという気がしてきた。自分を卑下することは、関わってくれる周囲の人間の価値まで卑下することになるんじゃないかと…
自分のことを否定しそうになったら、ちょっとこのことを思い出してみようと思う。
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