眠り

自分の書いた文章を読み返して思ったことなのですが、私は今かなり満たされていて幸せな気持ちのようです。

そんな話を改めてしたのは、私が中学時代接触障害と不眠症になってしまったことがあって、あの時の自分って人生が終わったというか、先が真っ暗に感じてしまうほどの絶望っていうか、とにかく若かったですし大変でした。親も大変だったのではないかと思います。今は毎日が平和すぎて、そんなことがあった日々のことをよく忘れてしまいます。幸せなことです。本当に。

でも、今リアルタイムで接触障害とか不眠症になっちゃってる人もいるんですよね。そう思うと、別にあの時の自分に戻ることないんですけどせっかく経験したことだし、気持ちわかるから昔の自分の引き出しをそっと開けて寄り添ってあげれたらな、と思うんです。

そこに陥っちゃう人って、自己肯定感があまり持てなくて、寂しくて孤独がってる気がしてしまいます。自分で自分をあやすことを、もっと上手にできればいいのかもしれないんですけど、優しいというのか自分よりも他人に意識が向いてしまっていて、自己犠牲をして自分を傷付けてしまっているように感じるんですよね。でも、それでも誰かが喜んでくれるのなら、と止められないんです。むしろ、それを喜びとしてしまっているから。

本人がそれを選択しているので、周りには止める権利もない訳で、ただただ幸せを願ったり話を聞いたりするしかできません。

ただ、救いなのがそういう人ってその人を理解してくれる人が身近にちゃんといます。自分を犠牲にしてまで尽くしているということもあって、友達も多く人に好かれています。

あとは自分の気持ちの持ち様で、環境的には恵まれていたり良いものもちゃんと引き寄せていたりするんです。だからこそ、変わらないのかもしれません。

ただ、絶対に自分の全てを受け入れられるというか、生きていることが苦痛じゃなく感じられる日は来るから、休みながらでいいからただ生きていてほしいな…と思います。とりあえず睡眠不足になるとどんどん精神的にも肉体的にもつらくなるし、回復できないので罪悪感を忘れて眠ってほしいと思います。これは、私の過去の経験を経て強く感じていることです。

安らかな眠りにつける幸せを、たくさんの人が感じられますように。

ご拝読いただき、ありがとうございます＊