資産は運用。知財は活用
取ったら使え。使わないなら取るな!
一所懸命、お金を貯めたって使わなかったら意味がない。使わない金は死に金。どんどん価値が下がってく。
特許も商標も全く同じ。お金をかけて権利を取っても使わなければ意味がない。権利を取ることばかりを考えて、どう使うかを考えてない人が多すぎる。
使わない知財はタンス預金。寝かせておけばただの紙切れ。権利証を見つめてニヤニヤ。部屋で札束を数えてニヤニヤ。同じだよ。そんなの、ただの自己満じゃない。
資産は運用。知財は活用。権利を取るなら使う。使わないなら取るな。せっかく取った権利なら、骨の髄までしゃぶりつくしましょう!
事業の計画・方針から逆算して権利を取る
権利取得はあくまで手段。権利を取るのが最終目的ではないはず。取った権利で何をやりたいのか。それが大事。
これから事業でやりたいことがあるとする。その事業を問題なく遂行するためにはどんな権利があったらいいのか?そういう考え方が必要。
それなのに…。特許権も商標権も取るまでは熱心だけど、取った後はほったらかし。そんな人が多すぎる。「釣った魚には餌をやらない」的な?(笑)
いやいや。それじゃあ勿体なさすぎる。権利を活用して事業を大きく育てていく。そういう感覚を持って欲しい。
取った権利を活用して、●●の事業をする
そうするにはどんな内容の権利があればいいか?
そういう内容の権利を取るには、どんな技術・どんなブランドを開発すればいいか?
逆算思考で事業と知財の戦略を立てるといい。
「作る・護る・育てる」。三位一体の知財戦略を立てる
なぜ逆算思考ができないか?それは、「権利を取る」というプロセスだけを独立して考えているから。
事業には以下の3つのプロセスが含まれる。
事業を作る(商品企画・コンセプトづくり)
事業を護る(特許権・商標権の取得)
事業を育てる(顧客の信用・ブランドを育てる)
この「作る・護る・育てる」の全てを机の上に広げ、この3つのプロセスを一体的に考える。そうすることで、「権利を取る(護る)」のプロセスだけが独断専行することはなくなる。
事業を作る(知財のタネをつくる)
事業を護る(知財を権利化する)
事業を育てる(知財を活用する)
「作る・護る・育てる」。三位一体の知財戦略をオススメします。
クロスリンク特許事務所では、「作る・護る・育てる」。三位一体の知財戦略を提案しています。
既に作り出した知財・既に取得した権利をうまく活用できているか診断して欲しい方
今よりもっと効果的な知財戦略を検討したい方
これから知財戦略に取り組んでみたい方
ご相談をお待ちしています!