女だらけの…
女だらけのイベントに野郎がひとり…
時は昭和。「女だらけの水泳大会」という人気番組があった。憧れのアイドルたちが肌もあらわな水着姿でハッスル。それを視たニキビ面の野郎どももハッスル。
新聞のラテ欄には正々堂々、「ポロリもあるよ!」なんて書いてある。今の時代なら規制規制で到底許されないだろう(笑)
時を超え、令和6年6月2日の日曜日。それを思い起こさせる?イベントが開催された。
運営側も参加者もすべて女性。男はヤマダひとりなり。まさに「女だらけ」のイベントだ。
でも、ただひとつ違っていたのは水着もポロリもなかったのです...(「奥様は魔女」風)
コロナを機に放棄してしまったリアルセミナー
今から遡ること5年前。2019年の夏。
経済産業省・中小企業庁が主催する「ふるさとデザインアカデミー」で、北は北海道・小樽から南は沖縄・那覇まで全国9箇所をセミナー講師として行脚していた。デザイナーさんたちを相手に知的財産の基礎講義をするために。
その翌年、2020年の1月には弁理士会関東会主催の知的財産セミナーに登壇した。光栄なことに、長野五輪シンボルマークデザイナーの篠塚正典さんとご一緒させてもらい、パッケージデザインとネーミングのセミナーを行った。
「これからセミナーを起点にビジネスを育てていこう」。そう思ったのもつかの間。僕の淡い目論見はあっけなく崩れ去った。あのコロナ禍がやってきたのだ。
リアルのイベントは急速に萎み、セミナー登壇の機会も一気に消滅した。それでも、ネットを介したウェビナーをやる気にはなれなかった。パソコンの画面に向かってどれだけ一所懸命語っても自分の熱量が伝わる気がしなかった。
結局、コロナ禍を機に、僕はセミナーで話すのをやめてしまった。
コロナ明け。リアルイベントの復活!
それから4年。街なかでマスクをしている人はもういない。コロナは明けた。
そんなこんなで久々のリアルイベント。
「女性起業家と一緒に自分らしく輝ける方法をゆるっと相談できる交流会」(長いっ!)
5人の専門家がブースを出し、女性起業家の方々のお悩みを解決してくれるイベントだ。
パーソナルカラー診断だの、小顔矯正だのをやってる横で、ヤマダが出したのは「ブランディング」と「ネーミング」と「商標登録」のお店(堅いw)
60分1セット。前半をミニセミナー、後半を個別相談という形でブースを運営していた。
個別相談の事前予約が3人。僕が所属しているコミュニティから1人、別のコミュニティから1人、SNSの繋がりからも1人。その人達にセミナーと個別相談を各1回。追加で、出展者の人向けにセミナーを1回。
こうして朝から夕方まで1日がかりのイベントは終了した。
感想。
生のイベントはいい。人と直接対面して相談にのるのもいい。自分は1対多より、1対1の接近戦が向いている。そんなことを感じた久々のリアルイベントでした。