【建築探訪】海と空もつなぐ横須賀美術館
「山本理顕がプリツカー賞取ったんだって!一緒に横須賀美術館行かない?」
と、SNSに投稿したのが3月。
投稿にレスポンスをくれた建築を一緒に学んでいた学生時代からの友人と行くことになり、行って来ました。
横須賀美術館!
建築界のノーベル賞といわれているプリツカー賞。
2024年は52回目の発表だったのですが、日本人9人目となる山本理顕さんが受賞されました。なんと最多の受賞国に。
横須賀美術館は、横須賀市の市制100周年を記念し、2007年に開館した美術館です。
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行った日が曇り時々雨で、青空に映える感じが見たかっただけに残念と思っていましたが、意外と曇りでも建物と海と空のカラーの一体感を感じられました。
せっかくなので海が見えるレストランでランチを楽しみました。
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今回は展示ではなく、建築をメインとしていきました。
建物だけの見学であれば無料という太っ腹!
季節を変えて訪れる楽しみもできそうです。
また建築関係の仕事をしている友人2人と行ったのですが、職業柄や見ている視点の違いなどそれぞれの視点で見つけた良さを共有して楽しむことができたのも良かったです。
今回の受賞は「建築を通じたコミュニティ創出」の観点がとくに評価されたそうです。
横須賀美術館の美術館の場合は、海側と山側のどちらからも入りやすい点、無料で入れること(美術館、ライブラリー)、レストランの併設などがそのきっかけを担っているのではないかと思います。
美術館?アート?となると敷居が高いと感じる方も多いかもしれないですが、このように気軽に行ける場所です。
地域にひらかれた、海と空にも繋がった美術館でした。