温暖化と飛行機

(あまり長くなってしまわないように、なるべく要点のみ書いてゆきます。)

こんなタイトルで書き始めましたが、あまり詳しくはありません。

どう詳しくないかというと、一回のフライトでの正確な消費量が分からないからです。

簡単にググってみました。

1kmあたり4.6リットルだそうです。

でもガソリンじゃない。ケシロンというものらしいです。

灯油の成分とほとんど同じだそう。1リットルあたり26円らしいです。

とはいえ、基本的には有機物質なので、似たようなことが想像できます。

でも少し前の飛行機は、1kmあたり10リットル以上使うものも普通だったそうです。

一生懸命努力をしようとしてるみたいです。

とはいえ。

あれだけの重量を空に飛ばすのだから、相当なエネルギーが必要なのもわかります。

気流に乗ればその間は消費を抑えられますが、それも踏まえてこの消費量ということです。

そこを踏まえてもう一度しっかり考えて欲しいです。

いまある運行している飛行機の量、本当に必要ですか?

旅行に関しては否定をするつもりはあまりありません。

それでも本当に、いまある飛行機の量は必須な世界になってしまったのでしょうか?

飛行機を問題にしたのは、実は別な理由があります。

温暖化はどうして起こってしまっているのでしょうか、ということ。

そして規模の大きいハリケーンなどはどうして起きるのかということ。

「温室効果ガスが大気中に以前より大きい比率で存在するために、海水温が上昇し、気温が上昇してしまう現象。」

そんな風に最初は教わるのではないでしょうか。

その後、大学などで2〜10万年ごとに温暖期と寒冷期が存在し、その時期が現代で発生する可能性は十分にあるということと、大気中の二酸化炭素濃度は本来かなり低い数字であるので2倍になってもあまり問題ではなく、植物からしたらもっと二酸化炭素濃度が高い方が理想、などという話も聞くと思います。

そして、どれが原因かは明確ではないが、人為的な温度上昇があるだろうことはおそらく事実だ。

という話を聞いて、それをどう解決するべきかは明確ではない。それは僕たちがみつけて責任を持ってなんとかすぐ義務が、人類の未来に課せられている、という話をされます。

ちなみに、原因は明確にされていませんが、科学的に人為的に温度上昇が起きている期間は示されています。

1951年からだと考えるのが妥当だろう、ということです。

ガソリンによって車などを動かし始めたのが、1886〜1900年前後とされてます。

鉄道などは、1800年〜。

飛行機は1913年〜。

様々な工業はどの点からスタートなのかは難しいので省きます。

1951年ごろから何があったんでしょう。

その当時まだ生まれていないので、どんな世界だったのか想像は出来ません。

とはいえ、「飛行機の商業化」が盛んになった頃だと把握しています。

なぜなら日本航空ができたのもこの頃の出来事だからです。

日本だけじゃない、世界で飛行機の需要が高まった頃です。

中学生の頃から、地球温暖化のことについて考えていました。

一体何が悪かったのだろうと。

森林伐採、火力発電、車、電化製品、etc・・・

大学でもその疑問を見つけようと、色々な専門書を読みました。

でも、どこにもその確定的なものはない。

結局として総消費量が上がりすぎた結果なのだろうと考えました。

でもひとつだけ理由がわからないことがありました。

台風の巨大化です。

なぜなら、温度が上がるだけでは巨大化はしないのです。

どんなに水温を上げても、そこに団扇で起こす風がないと説明がつかなく、また温度変化による天候変化における風力の変化の数字と、現代のハリケーンの巨大化した数字と、釣り合いがとれてなかったのです。

そうして、風を生む理由を考えました。

人為的にたくさん起こりうる風とはなんだろうか。

それは高エネルギーによる移動だと考えたときに、今回の文章を書くきっかけにもなりました。

正直な気持ちを言いますと、僕は飛行機が好きです。

それが原因だと考えたくなかった気持ちのが無意識に強かったでしょう。

ですが、どんなに雑に計算をしようとしても風の発生においては「飛行機」なしでは語れませんでした。

ここの結論に行き着くまで、かなりの時間が経ったように思います。

植林でなんとかなる世界だったら、どんなに気楽であったことか。

とはいえ、飛行機をやめて船の運航が増えたとしたら、それはそれで別の問題も発生するかもしれません。

そうなった時はまた考えましょう。

飛行機の性能の向上も、これから期待していきましょう。

また別の運搬手段も、様々な方法を考えていきましょう。

いま必要なのは、何かを止めるということではなく

「エネルギーロスの少ない移動方法」を考えることだと思います。

工場の現地生産、大いに結構。

食品の現地消費、大いに結構。

そういった、経済活動を重視された無意味な移動、やめませんか?

そんなに局所集中させる意義が、本当にありますか?

自然災害の甚大化の原因は、「移動をさせる事」です。

どの機械や乗り物が悪いとは言いません。

それが現代であれば、飛行機が一番悪影響を及ぼしている可能性がある、という事です。

重たい金属や機械、それに准ずるもの。

それらを動かすと考えた時にはきっと、温暖化に影響を与えている。

そして自然界が人為的に構築したものを、無意味に動かすことによって、エネルギーを消費している。

それが答えです。

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