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「ちょっとだけこだわる」ということ

コロナ禍で外飲みが憚られるようになって、そのモヤモヤした気持ちやお酒に対する想いを書きだそうと毎週1本書き始めたこのnoteも今週で100週目になる。
正直なところこんなに続けられるとは思っていなかったのだけれど、それでも「書く習慣」というものをつけてからは「毎週1本は書かないと気持ち悪い」という感じにまでなってきているのは面白いものだ。

さて、その記念すべき100週目の記事は「家飲み」に関すること。

この色々と面倒くさい世の中になってからお酒好きが思う数少ない「良かったこと」と言えば「家飲みが充実してきた
ということではないだろうか。
外飲み中心の時には家で飲むのは月に1回あるかないかぐらいで、その時もそんなに気合を入れてお酒を作るなんてことはしなかった。

でも、家飲みが増えてきたことで「家で飲むお酒も少し良い感じのものを飲みたい、できたらBARでのむような感じのやつ!!」という想いがどんどん強くなってきて、ここ1~2年は色々な飲み方や素人ながらカクテルのようなものに挑戦したりもしてきた。

その中で気を付けたのは「ちょっとだけこだわって作る」ということ。

家飲みだから作り方やグラスとか氷とかも普通のでも当然OKなのだけれど、そこを「ちょっとこだわる」ことで家飲みが想像していた以上に楽しくなるということを感じた。
それを一番感じたのは家飲みの定番「ウイスキーソーダ」(ハイボール)だ

サントリー角のハイボール
デュワーズ12年のハイボール

それまでは「ハイボールってウイスキーにソーダを注ぐだけでしょ?」みたいな認識だったのが
・グラスを氷で冷やす
・ウイスキーを入れて氷を回してウイスキーを冷やす
・氷にできるだけ当たらないようにソーダを注ぐ
・下からそっと持ち上げるように少しだけ混ぜる
・最後にレモンピールを振るのも良い

という感じに「ちょっとこだわる」だけで家飲みのハイボールが劇的に美味しくなるのだ。

こういうことが楽しくなってくると色々と他にもこだわって作ってみたくなるのが人間というもの、以下に少しだけ僕の作った家飲みカクテルを置いておこう。

I.Wハーパーのミントジュレップ
ハバナクラブ7年で作るホットバタードラムカウ
自家製のイエルバブエナで作るモヒート
ライムが余っていたので作ったカイピロスカ


ハバナクラブで作るキューバリブレ
ラオディのシュガーケーンリキュールで作ったラムコーク
ジンジャービアを使ったモスコミュール

とまぁ、こんな感じのことをやりながら日々外に飲み行けないストレスを発散している。
それでもまさか「モヒート用のミントを家で育てる」なんてことに手を出すとは思わなかったわけで 笑
でもこのおかげでスーパーでミントを買う手間が省けるというもの、しかもスーパーで買うスペアミントよりも香りが良いので重宝している。
しかし、これだけやったとしても当然プロのバーテンダーさんには遥か遠く届かないわけで・・・
ついこの前、行きつけのBARで作ってもらったスプモーニに紅茶のアールグレイを入れるというカクテルなどは久しぶりに「うわっ!!美味しい!!」と衝撃を感じたぐらい美味しいものだった。

っと最後は、また外飲みの話になりそうだけど
今日の100週目記念のnoteはこれまでの僕の家飲みのまとめみたいなものということで。
どれだけいるか分からないけど、これを読んでくれている貴方がお酒が好きなら家飲みにちょっとだけこだわってみて欲しい。

きっと新しい扉が開くことだろう。
それではGWに皆様に良き家飲みライフがありますように。

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