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スウェーデンのペット事情

今週明けに
YOKO | 命のバトン さん ↓

からスウェーデンのペット事情についてご質問をいただいたので今日はその事について少し触れてみたいと思います。

私がスウェーデンで初めてペットショップへ行ったのは2019年でした。

ペットショップと書きましたが、日本のペットショップとは様子が違うので、"ペット用品ショップ" と呼んだ方がしっくりくるのかも。

この頃、まだ小学生だった娘がペットが欲しいともう何年も言い続けていました。

でも当時、私がなかなかひどい動物アレルギーがあったので諦めてもらっていました。

で、話し合いの末飼うことになったのが魚たち ↓

我が家の猫が時々至近距離で
眺めてます。😸
それにぎょっとさせられている
お魚さんたち🐠

この魚たちや水槽、付属品、餌等を買いに出掛けたのが、初めてペット用品ショップに足を踏み入れたきっかけです。

ストックホルム郊外の店舗はかなり広く、そこにはすごい数の水槽が並べられていて、ミニサイズの池みたいなのもありました。

魚は小さなものから鯉よりももっと大きなサイズのものまで様々。
下手な水族館に行くより楽しめます。

他にインコや九官鳥、オウムなどの鳥類、ウサギやハムスター、モルモット等がいました。

彼らが入れられている場所はそこそこ広く、鳥類はさすがに思ったようには飛べないので気の毒ですが、小型の鳥やウサギ、モルモットなんかは運動不足にはならなそうな広めのスペースが確保されていました。

猫や犬等の動物はこうした場所での売買を禁止されているので一切いません。

では、例えば猫はどうやってうちにきてもらうの?? となりますね。
いくつか方法がありますが、

  1. 保護猫団体サイトでお目当ての子がいたら会いに行って面接、条件が合えば必要経費を支払い引き取り。

  2. 数はまだ少ないですが、猫カフェにお客さんとして行って、そこにいる里親を探している子とマッチングできれば面接。条件が合えば必要経費を支払い引き取り。

  3. ネットで検索し、近所で新しい飼い主を探している人はいないかチェック。見つけたら連絡をして条件が合いそうだったら会いに行く。ネットに出している情報の中に金額も出ており、子猫の場合のほとんどはそれまでにかかった(または引き渡しまでにかかる) 動物病院代にあたるくらいの金額を提示しています。ただ、ブリーダーから直接購入する感じで、血統書的なものがある猫や、一般的に高値で取引されている種類の猫を引き取りたい場合には、ウン十万などそれなりの金額を支払います。

我が家は3で、近所で新しい飼い主を探してる猫ちゃんいないかな、とまずはネットで探しました。

1度目にコンタクトを取った人は、我が家の近所の住所が表示されていたけど、肝心の猫は車で4時間以上かかるところにいるという謎の状況でなしに。

2度目にコンタクトを取ったのが、我が家の猫の元飼い主さん。
本格的に猫を飼おうと探しはじめて約1週間後に連絡、その翌週には会いに行き、生後12週間が経った頃に引き取りに行きました。
(スウェーデンでは、生後12週間は子猫を母猫から引き離してはいけない決まりがあります) 
その時の様子 ↓

我が家の場合は、幸運にもスムーズにことが進んだのですが、そうでない場合もあるので注意はもちろん必要です。

ネットであっても、猫の写真や飼い主のコメントなどから、飼い主がどのくらい猫に愛情をもっているのかがある程度ではありますが伝わってくると個人的には思っています。

猫の写真の撮り方ひとつとっても、首根っこ捕まえて無理やりカメラに向かせて撮っている飼い主もいたりします。
そういう人のコメントは予想通り雑….. というか必要なことがらさえ網羅されていないような説明文だったりします。

獣医にも連れていっていない様子でそうした情報は一切載せられていません。

逆にこんなところにいる猫ちゃんだからこそ、そこから抜け出して愛情もって接してくれる飼い主さんの元へ行って欲しいという思いもありますが…….複雑な心境になります。

と長々書いてしまいましたが、ネットで探すというのも運次第のようなところもあり、十分注意は必要です。
こちらが希望しても、あちらに断られることもありますしね。

あと、スウェーデンでは野良猫見ないな~と思っていたのですが、その謎が最近解けました。

外に自由に出られる状態で飼われている雄猫については、飼い主は猫の去勢手術をしなければならないという決まりになっているそうです。

このことは獣医さんに聞いたのですが、それを聞いた夫も私も  「へっ??🤔」ってなりました。

なぜなら我が家の猫はワンナイトラブ (なのかどうか分かりませんが💦) でできた子だったから。😅

もしかするとママさんが積極的で、家猫だったパパさんのおうちまで入り込んだ可能性も否めませんが。

まあ、それは考えにくいか……

いずれにしても、その決まりを我が家の猫のパパさんの飼い主さんが守らなかったお陰?!で、我が家の猫はこの世に生を受けられた訳でして。

結果的には、パパさんの飼い主さんに感謝です。😅

こんな感じでちょっと偏った情報かもしれませんが、スウェーデンのペット事情について少し書いてみました。

今日もよくねる我が家の猫💤
お散歩にも行ったよ! 



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