hajime sawada

都内勤務の30台男性です。クラリネットとカメラと双眼鏡とTBSラジオと折りたたみ自転車…

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都内勤務の30台男性です。クラリネットとカメラと双眼鏡とTBSラジオと折りたたみ自転車が趣味です。

最近の記事

ががーりん

沙村広明の『波よ聞いてくれ』に出てくる、カレー店ボイジャーについて。 店長の宝田は老舗スープカレー店ががーりんの味を後世に残していくための分店としてボイジャーを営業している(しかしとっくに師の味を超えてしまっている)という設定。 人類初の宇宙飛行士ガガーリンの名を冠した店の後継がボイジャー、とだけ理解していたのだが、ボイジャーの先駆者ならばガガーリンよりもスプートニクが相応しい。 スープカレーの要素は、スープと肉。スープと肉→スプートニク→ガガーリン、この順番での着想だ

    • 読書録

      9月1日だったと思うが、いつも聞いているラジオで紹介された本を図書館にて予約していた。そのことはすっかり忘れていたのだけど、一昨日やっと順番が回ってきたとメール通知を受けて、昨日借りてきた。思っていたよりも読みやすくて、ボリュームもそこまでではなくて、さっそく今朝読了した。 今回の読書はこちら。少し古くて2019年の出版。(あんなことになってしまった)呉座勇一の『陰謀の日本中世史』と似た読後感を得た。 この本で言う「なかったことにしたい人たち」を動かすモチベーションって、

      • かいしゃやめたい

        しごと中、いちにち一度は思う。 実際に辞めるか辞めないかでいえば、たいていの場合は辞めてない。 けど過去には辞めてもいる。辞めるのはめんどうくさい。だから辞めない。それだけでも仕事を続ける理由としては立派なものだ。しかし、せっかく平日を全部つかっているのだから、消極的な理由以外にも、かっこいい理由がほしいものだ。 他人の相談に乗ることは得意だった。特に20代のころには。皆まだ働きはじめだったし、学生時代のパーソナリティからの延長線上で、その人のことが推し量れたりもしたか

        • バードウォッチングを始めたきっかけ

          昨年コロナ禍のなか、井の頭公園界隈での仕事が数日続いた。 それまで井の頭池をゆっくり見ることはなかったが、毎日通りがかると小さな人だかりに気づいた。 人だかりの目線はスワンボートよりはるか手前の、水草が水面に固まっているポイントに集中していた。それがカイツブリという水鳥の営巣したものだということを、漏れ聞こえてくるシニア夫妻の会話から知った。 3羽いたカイツブリのヒナは、イノシシの赤ちゃんウリ坊のようなふわふわした模様と毛並みで大変愛らしい。親鳥の背中に乗って水面を行く

        ががーりん

          アレッポの石けんのこと

          20年ほど遡る大学生時代に、高田馬場のヴィレッジ・ヴァンガードで見たのが最初だった。きちんと成型されていなくて、ずいぶんな個体差が印象的だった。その時は別段買い求めることはなく、自宅では牛乳石けんを使用していた。シャンプーはサクセスの育毛に効果があるものだった。 その後社会人になってから、冬場の乾燥肌に悩みだした。自宅での洗濯で過度に使用されていた柔軟仕上げ剤を控えてみたり、石けんをいろいろ試してみたりした。その結果ここ10年間落ち着いていたのが、墨田区の石けんメーカーの石

          アレッポの石けんのこと

          クラリネットを練習しました

          私には25年続いている趣味があります。クラリネットです。 ここ20年は、主にアマチュアオーケストラで吹いています。 学生オーケストラでみっちりやっていたおかげで、その後もなんとかお声をかけていただけています。 近所に音楽スタジオを見つけたのが先々週のこと。 本日、2時間集中して個人練習をみっちりとしてきました。 来月にはリハーサルがスタートします。 チャイコフスキーとメンデルスゾーンの、イタリアにちなんだプログラム。 自分の演奏が、偉大な作曲家の偉大な作品の一部

          クラリネットを練習しました