読書録

9月1日だったと思うが、いつも聞いているラジオで紹介された本を図書館にて予約していた。そのことはすっかり忘れていたのだけど、一昨日やっと順番が回ってきたとメール通知を受けて、昨日借りてきた。思っていたよりも読みやすくて、ボリュームもそこまでではなくて、さっそく今朝読了した。

今回の読書はこちら。少し古くて2019年の出版。(あんなことになってしまった)呉座勇一の『陰謀の日本中世史』と似た読後感を得た。

この本で言う「なかったことにしたい人たち」を動かすモチベーションって、何なのだろう。それがちっともわからない。わからなくて不気味でしかない。という感想だ。

やる気のあるバカに振り回される経験なら想像できる。「なかったことにしたい人たち」というのは、手の込んだやる気のあるバカなのだろうか。この連想から、一瞬でこの本の著者(や、そうした仕事で世の中のごみ拾いみたいな作業を行う方々)を尊敬した。そして、いい本なのに、買わずに読んでしまってごめんなさい。

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