シーシャフレーバー「風鈴」と瀬戸内海の旅の記憶
こんにちは、写真家の相沢亮です。
5月のSWAY magazineのテーマは「フレーバーを旅する」。今回の記事ではシーシャを味わうことで思い起こされた旅の記憶について書きたいと思います。
▼5月の連載記事はこちら
・「シーシャの煙には味わいがあるの?フレーバーの種類とお気に入りの香りに出会う方法」
・「味わいから情景が思い浮かぶ。シーシャラウンジSWAYスタッフが教えるとっておきのフレーバー」
日本の情景が思い浮かぶシーシャフレーバーと旅の記憶
「シーシャラウンジ SWAY 渋谷松濤」を訪れた際に(その時の様子は「毎日のコーヒーのように、身近な存在としてシーシャを味わう。SWAYで過ごす自由な時間」をご覧ください)、「日本の情景を香りで描く」がコンセプトのフレーバー『Japonesque』を体験しました。
僕がこの中から選んだのは「風鈴」。風鈴が涼しげに音を鳴らす情景が思い浮かぶ、スイカベースの爽やかなフレーバーです。
「風鈴」を吸うと、徐々に頭の中がすっきりと澄み渡っていきました。それはまるで、風がやんで、波がなくなり、海面が静まる「凪(なぎ)」のよう。
こんな経験が過去にもあったなと記憶を振り返ると、瀬戸内海に面する岡山県倉敷で傾く日を見つめていた時間を思い出しました。
静かな風、波の音、瀬戸内海に沈む夕日...。「風鈴」のフレーバーが思い出させてくれた、旅で出会った穏やかな情景を写真とともに振り返りたいと思います。
ゆったりとした時間を味わう、瀬戸内海の旅
瀬戸内海に浮かぶ島々を望む「DENIM HOSTEL float」に宿泊。街中では聞こえない、波の音や海風のような自然の音を感じられる静かな場所です。
時を忘れて「何もせずに、ただ海を眺めていたい」という気持ちになっていきます。
SWAYでのゆったりとした時間の流れは、瀬戸内海で過ごした日々の記憶とどこかリンクしました。
玄関の光と影。こんなに光が綺麗な瞬間は久しぶりに見ました。
置いてあると弾いてみたくなる、そんな魅力があるウクレレ
整理整頓されたカフェ。ついカメラを向けてしまいます。
自家製スパイスカレー。癖になるスパイスの味が忘れられません。
海を眺めながら入ることのできるサウナ。日が沈むにつれて、海の色が徐々に変わっていきます。一緒に入っていた方々が岡山の天国と漏らしていました。
一期一会の瀬戸内の海と空
凪の日の瀬戸内海で撮影した1枚。少し先に浮かぶ白い雲から季節の変わり目を感じます。穏やかな波が素敵な模様を作り、まるで淡い青色の絨毯が広がっているよう。
余白を感じさせるこの写真は、滞在中の心情を表しているようでお気に入りです。
陽が傾いてきて、徐々に海の青に橙色が混じる時。語り合う2人の後ろ姿が素敵でした。
夕日が沈む20分ほど前に撮影。瀬戸内海の島々の先に沈む夕日が優しい光の道を作っていました。目の前を遮る建物がないからこそ見ることのできる情景。少しずつ水平線に向かう夕日をただ眺めていました。
別の日、別の場所から夕日を撮影。この日は、雲がなく対岸の島に沈む様子を眺めることができました。海が夕日の色に染まる特別な時間です。
優しく、紅く染まるこの景色に出会うことができて瀬戸内海がより好きになりました。
夕日が沈んだ後のブルーアワー。太陽の余韻と空を映し出す海で、日没後もまだ明るさが残っています。一面が海だからこそ出会うことのできる情景です。
夕日が沈んだ後も余韻を楽しむかのように海を眺める旅の仲間の姿が印象的でした。
海の見える部屋「FUNE」から撮影。海に浮かぶトレーラーハウスをイメージした建物で、大きな窓から瀬戸内海を一望できます。都会の窓の外とは異なる景色が目の前に広がり、非日常感を味わさせてくれました。
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大切な旅の記憶を思い出させてくれたシーシャフレーバー『Japonesque』の「風鈴」。シーシャを吸いながらゆっくりくつろいでいると、頭の中に自然と過去のできごとが浮かんできました。
『Japonesque』の「禅」「翡翠」「早乙女」「月光」「山水」それぞれでも思い出す旅の情景は異なりそうです。
お気に入りのフレーバーと共に、SWAYで記憶を旅する時間を過ごしてみてはいかがでしょうか?
All photos by 相沢亮
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