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クラフトマンシップが作り出す一生もの

本コーナーでは、ニュースレター編集部がSwan Labをより深く楽しむためのさまざまなコンテンツをコラム形式でお届けしていきます。

革靴の聖地、ノーサンプトン
SIPSMITHの故郷イギリスには、食、お酒、音楽、ファッションなど、さまざまなジャンルにおいて伝統を誇るものが多く存在します。その中の一つに、レザーシューズがあります。ロンドンから北へ電車で約1時間ほどのところにある、ノーサンプトンという町。「革靴の聖地」と呼ばれ、そこには長い歴史を誇る、多くのレザーシューズブランドの工場が集結しています。

靴職人のクラフトマンシップ
革靴産業の発祥は、17世紀に契機があります。もともとは、アイルランドの軍隊のためにオーダーされたのがきっかけでした。初期は独立した靴職人がたくさんいたのですが、時代の変化とともにだんだんと工場化が進んでいきました。しかし、テクノロジーが進んだ現代においても、数は減ったものの、手作業で丁寧に一足一足をこしらえる職人たちがたくさんいます。大量生産では実現できない、履き心地やサイズ感を叶えてくれるのです。熟練の技を携えた名人でも、一つの靴を完成させるのに50時間を要するビスポーク(オーダーメイド)のブランドもあれば、一足を完成させるのに8週間かけるブランドもあります。ブランドによって、かける時間や要する工程が違うわけですが、ノーサンプトンに工場を構えるブランドたちに共通しているのは、その誇り高きクラフトマンシップ。長い歴史と伝統的な職人技を持つ彼らだからこそ作れるのが、洗練されたスタイリッシュな英国革靴なのです。

一生ものを持つ
皆さんは、“一生もの”と感じる靴はお持ちですか?レザーシューズは、手入れをすればするほど長持ちし、長く使うほど味が出てくると言われています。その手間がかかる様や、だんだんと使う人の肌に馴染んでいく様子もレザーの魅力。職人が丹精を込めて作ったものを一生かけて大事にしていく過程でまた、クラフトマンシップを感じるのではないでしょうか。長く愛せるものを見極め、使い続けるのは意外と難しいですが、量よりも質を見つめる瞬間を大事にしていきたいですね。


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