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最底辺のバカ MMT論者

「防衛費の財源を「増税」で賄うのは不可能なワケ 資本主義以前の「前近代的な発想」をやめる」
(東洋経済/中野剛志)


 この記事を書いた中野剛志という方は初めて知ったが、MMTというバカ理論が存在する事だけは知っていた。ちょっと調べてみると、どうもこの中野剛志さんという方が仕掛け人みたいなところがあるらしい。
 バカ理論の発祥(発症?)など一切合切興味が無かったが、知ってしまったものは仕方が無い。今後はこの中野剛志さんを、MMT論者=最底辺のバカとして扱わせて頂く。


 私は経済についてど素人である。
 しかし、経済のプロである筈の人間がMMT的なカルト宗教を真顔で是とする世界において、私の様など素人が経済を語っても問題無い筈である。

 ここで、ちょっと記事から引用してみる。

① 中央銀行制度があるおかげで、政府は、税収を元手にしなくても、中央銀行が「無から」創造した貨幣を得て、支出を行うことができる。

② 貨幣とは負債であり、貸し出しによって創造され、返済によって破壊される。すなわち、政府が国債を発行して債務を負うことは、貨幣の「創造」である。そして、政府が税収によって債務を返済することは、貨幣の「破壊」である。

出典:東洋経済(最底辺のバカが書いた記事より)

 これが本当なら、税金など取らなくて良いのではないか。無制限にカネを刷りまくれば済むという事である。
 寧ろ、誰一人働く必要は無い。無制限にカネを刷って国民にバラ撒き、日本国民全員が年収一千万だろうが一億だろうが一兆だろうが、やりたい放題である。
 この様な事が成り立つ筈は無いので、MMT的なモノを真顔で語るのは最底辺のバカであり、MMT的なモノを妄信する行為はカルト宗教を信仰するのと同義である。


※補足①

 極端な事を書いていると思うなら、それは間違いである。
 極端な例を当て嵌めてみて成り立たないなら、その理論は間違いという事である。
 この方法は経済のみならず、様々な場面で応用が利く、単純かつ効果的な検証方法である。

※補足②

 日本は国債を発行し過ぎて財政破綻寸前である。これを諸外国がそれ程問題視しないのは何故か。
 それは、日本の国債を保有している者の殆どが日本人だからである。
 日本国債の価値はジェットコースターの様に暴落し続けているが、諸外国から見れば日本国内で勝手にやっているだけの事である。それを態々心配する程酔狂な者など都合良く居る筈もない。
 なんだったら「もっと日本を追い詰めてやれ」という具合に、「MMT、イイと思うっス!(≧▽≦)」と言う奴等が沸いてくる方が自然である。

※補足③

 貨幣が市場に出回れば出回るほど、貨幣価値は下がる。
 10 個のパンと 10 枚の硬貨しか存在しない世界で、パン 1 個は硬貨 1 枚と等価である。ここで硬貨が突然湧いてきて 100,000,000 枚になったとしたら、パン1個は硬貨 10,000,000 枚と等価になる。
 これを国債に置き換えると以下の様になる。
1.国債を発行すればするほど、価値が下がる。
2.最初は 100 万円で買ったものが、いつの間にか 10 万円になる。
3.政府が借金を返せば、10 万円まで暴落したものが 100 万円に戻る。
 政治家に「国債で賄え」と言い出す者が存在する理由は何か。
 それは、国民から貯蓄を吐き出させる為である。

※補足④

 最底辺のバカが書いた記事で、「貨幣とは負債」という言い回しが出てくるが、これは単なる言葉遊びである。
 よくスパイ映画とかで、目隠しをしてクルマであちこち走り回り、目的地が何処にあるか分からない様にするというシーンがあるが、あれと同じ手法である。
 しかしこの手法は、予め出発地点と到着地点を知っておれば攪乱されずに済む。
 我々は無制限にカネを刷って、「働かなくても年収1億円(`・ω・´)」などという事象が起きない事を知っている。それで十分という事である。

※補足⑤

 上述した様に西田とかいう議員は最底辺のバカだが、稲田という議員もバカである。
 これについては先日、「防衛費と税金 (2)」という記事を投稿したので、ここでは割愛させて頂く。


※追記①

 全てのものは、無から創造される事など無い。

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