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【超短編小説】七歳までは神の内

 そうさ、そうやって涙が枯れていく事があるし俺たちは天を仰ぎ見る事が無くなる。
 天の光が全て星だった頃に死ねたのならまだ良かったのかも知れない。
 俺たちは、いやお前がどうか知らないが少なくとも俺は希望を失っている。
 あの光がどういうものか薄々感づいているし、それならば仏壇の線香や煙草の先にある光と違いは無い。

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820字
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