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スウェーデンの新年の過ごし方(ニューイヤーズイブの過ごし方)

スウェーデンでは、ニューイヤーを賑やかなお祭り感覚で迎えます。 クリスマスは、家族で集い、ファミリーで暖かく、静かに過ごすのですが、ニューイヤーは、恋人や友人たちと、楽しく賑やかにお祝いします。 ニューイヤーズイブ 魚介料理で遅い夕食を食べた後、友人や恋人と街に繰り出します。 シャンパンとおつまみをつまみながら、12時を迎えます。 カウントダウンで、12時を過ぎるとスウェーデン王宮前や街の中心部で、花火が上がり、人々は踊り、歌い、新しい年に暫くの間酔いしれます。 ストッ

    • スウェーデンのクリスマス

      2022年のアドベントが始まるのは、11月27日。 12月25日のクリスマスから遡って4週前の日曜日から、アドベントが始まります。キャンドルを一本ずつ灯して、クリスマスが来るのを待ちます。 この時期は、夜もすっかりと長くなります。外も冷え込みます。 アドベントが始まると街は、クリスマス、「Jul」の飾り付けでいっぱいになります。家の窓には、キャンドルを模したライトが置かれ、ダビデの星型のライトが下げられます。 各地には、クリスマスマーケットが設置され、グロッグ(Glög

      • レインフォレスト・アライアンス認証

        スヴェンスカの商品の多くには、緑のカエルのマークがついています。 これは、アカアメガエルをモチーフにしたレインフォレスト・アライアンス認証がついているという意味です。 ここでは、レインフォレスト・アライアンス認証とは何かを解説したいと思います。 レインフォレスト・アライアンス認証とは 「レインフォレスト・アライアンス認証マークは、その認証製品または原料が、持続可能性の3つの柱(社会・経済・環境)の強化につながる手法を用いて生産されたもの」であることを意味します。 例

        • スウェーデンの共働き型社会

          スウェーデンでは、「女性が育児の為に、専業主婦になる」という考えは、存在しないと云われています。女性が出産、育児により、仕事を辞めなければならないということはなく、共働きが可能な支援、環境が整備されています。 日本でも、共働き世帯は増え、育児について支援するしくみが出来ていますが、両立しにくい職場の雰囲気で、どちらか一方を諦めてしまう方や、出来ても、苦労をしている方が多いのが現状です。 スウェーデンは、育児と仕事の両立は、20世紀初頭から、進められてきた労働者の権利を保障

        スウェーデンの新年の過ごし方(ニューイヤーズイブの過ごし方)

          産学連携とイノベーションで発展しているという魅力

          テキスタイル 繊維産業の街、ボラスは、古くから繊維の街として発展し、現在は多くのテキスタイル会社が集まっています。美術館、学校、アパレル企業が連携して、複合施設を作るなど、垣根を越えて、業界の発展に注力しています。数々の有名デザイナーを生み、繊維産業の発展に貢献しています。 (参考:https://www.tabikobo.com/tabi-pocket/europe/sweden/article32070.html) シスタ・サイエンスパーク ストックホルムの郊外にあ

          産学連携とイノベーションで発展しているという魅力

          抗うのではなく自然と共存する価値観

          スウェーデンの首都ストックホルムでは、夏の日照が最長18時間に対して、冬は6時間と極端に短く、長い闇夜に包まれます。 スウェーデンの人達は、自然を愛することでも知られています。厳しい自然に抗うのではなく、共存してきた歴史があります。それが今へと続くスウェーデンの魅力となっています。 脱炭素型社会へ移行で世界をリード スウェーデンは、エネルギー効率と再生可能エネルギーを重視した政策に積極的に取り組み、国際エネルギー機関加盟国でも、一次エネルギー供給に炭素エネルギーが締める

          抗うのではなく自然と共存する価値観

          多すぎず、少なすぎず最適(LAGOM)という考え

          スウェーデンでは、人々に共通して「多すぎず、少なすぎず、最適」という価値観があります。人類は、大量消費を突き詰めた結果、自然破壊という代償を払うことになりました。それに対して、スウェーデン人が持つ「多すぎず、少なすぎず、最適」の価値観は、「豊かさ」イコール「大量消費」ではないことを示し、私たちが目指す「豊かさ」の定義を見直すきっかけにもなります。 LAGOMの考え方は、様々な場面で登場します。企業の商品開発のコンセプトにも、しばしば見られます。 バーネンゲン社(Barnä

          多すぎず、少なすぎず最適(LAGOM)という考え

          フィーカ(Fika)という習慣について

          スウェーデンの魅力の一つに、フィーカ(Fika)という素敵な習慣があります。 フィーカは、「誰かと休憩をとる」という習慣で、職場や友人とコーヒーブレイクをとります。学校、家庭、職場で、老若男女分け隔てなく、意識的に休憩をとるのです。 フィーカの時間は、15分〜30分くらいで、職場では、必ず、一杯のコーヒー(お茶やレモネードもあり)と甘いお菓子でリフレッシュします。休憩を取り込むことで、集中力を高め、仕事効率があがるといわれています。また、リラックスして会話ができるので、職

          フィーカ(Fika)という習慣について