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抗うのではなく自然と共存する価値観

スウェーデンの首都ストックホルムでは、夏の日照が最長18時間に対して、冬は6時間と極端に短く、長い闇夜に包まれます。

スウェーデンの人達は、自然を愛することでも知られています。厳しい自然に抗うのではなく、共存してきた歴史があります。それが今へと続くスウェーデンの魅力となっています。

脱炭素型社会へ移行で世界をリード

スウェーデンは、エネルギー効率と再生可能エネルギーを重視した政策に積極的に取り組み、国際エネルギー機関加盟国でも、一次エネルギー供給に炭素エネルギーが締める比率が最も低い国です。
劇的なスピードではないとしても、ぶれなく脱酸素型社会への移行を進められているのも、自然との共存を大切にしていることが軸となっているからでしょう。
(参考:https://tenbou.nies.go.jp/news/fnews/detail.php?i=26739


北欧の伝統工芸

厳しい自然に抗うのではなく、共存してきたスウェーデンは、数々の美しい工芸品を生みました。北欧の工芸品が、一時的な美しさではなく、普遍的な美しさを持つ理由かもしれません。自然の素材と美しい色がとりなす工芸品は、今もなお世界を魅了しています。スウェーデンで、脈々と流れる自然と共存することを大切にする感覚は、物事の決める判断基準となっています。そして、多くの人が共感しています。
北欧ニット
冬を暖かく過ごすために、ウールを使ったニットが最適でした。味わい深い毛糸を使ってしっかりと編んだ北欧ニットは、多くの人を引きつけます。
木工工芸品
オークを使った温かみのある木工品は、北欧家具にも多く取り入れられています。
長く過ごす家の中で、温かみのある家具は、安らぎを与えてくれます。
テキスタイル
色彩豊かなテキスタイルデザインは、北欧デザインとして、憧れの的になっています。夏の美しい色彩がテキスタイルに咲き、長く暗い冬の室内を明るくします。


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