鈴木辰徳(すず辰/主夫な八百屋だった人)

辰年生まれの3児の父(主夫歴12年)。R5.12に八百屋”すず辰”閉店。「野菜で笑顔を…

鈴木辰徳(すず辰/主夫な八百屋だった人)

辰年生まれの3児の父(主夫歴12年)。R5.12に八百屋”すず辰”閉店。「野菜で笑顔を結ぶ」をモットーに、作る人と食べる人の笑顔の架け橋となるべく、素敵な農家さん、野菜果物のおいしさ楽しさを提案してきた八百屋そして主夫な毎日。地域の方とこども食堂も。

マガジン

  • 主夫な八百屋の子育て日記

    家族の引越をきっかけに主夫になった男の子育て日記。八百屋ならではの視点の子育て論もあったりなかったり。過去の書き溜めたものから始めてみたいと思います。

  • はこだてこども食堂をやってみて

    函館市の本通町会館で月1回開催している”はこだてこども食堂~つくってたべよ いっしょにたべよ~”の開催の様子とやっている中でスタッフが感じたこと

  • 八百屋のちょっとまじめな話

    「野菜で笑顔を結ぶ」をモットーに、ほれた農家さんのおいしい野菜や果物を販売している八百屋(@函館)のちょっとまじめな話。3児の父ならではの視点で書いた「主夫な八百屋の子育て日記」も好評です。

  • 子どもが学校にいかなくなったなら

    我が子が学校に行かなくなって、親として考えたこと。もっと早くに知っておきたかったこと。そして子どもに寄り添う中で読み返した自分のエッセイなど。#不登校 #不登校の親

最近の記事

  • 固定された記事

amazon kindle で「主夫で八百屋もおもしろい!」出版しました!

1月に話題にしていました、「八百屋のエッセイ集」無事出版しました。 タイトル「主夫で八百屋もおもしろい 函館発 子育て八百屋すず辰の雑記帳」。 https://www.amazon.co.jp/dp/B08X1R6Q2N/ 函館の八百屋すず辰のエッセイ集。 「日々の料理が楽しくなる八百屋」として美味しい野菜・果物を販売し、函館で食いしん坊な人が集う八百屋。3児を育てる主夫でもある店主が、店のチラシや地元紙のコラム等に書いたエッセイは好評で、過去9年間に書き溜めたものを

    • 40歳でのびっくりぽん!;一病息災

      食べられることに感謝して 突然ですが、2016年11月腫瘍が発見されまして、年明け手術することになりました。 正式名称は「(左の)聴神経鞘腫(しょうしゅ)」。耳の神経をおおっている鞘(さや)」の細胞が肥大して腫瘍化したものです。 部位的にほとんどが良性なのですが、ちょうど神経が集まっている部位でして、顔面の感覚を司る三叉神経や筋肉を動かす顔面神経、そして音の信号を脳へ伝える聴覚神経があります。今回、腫瘍が三叉神経に当り、左あご下に時折激痛が走るようになったのが発見のきっ

      • 海棲哺乳類の子育ていろいろ

        熊本市議会での子連れ参加について、海棲哺乳類の生態学者である女房がつぶやいていた内容がなるほどやったので、許可とってそのまま引用します。 『海棲哺乳類にとっても、母親が仕事(餌捕り)してる時、子どもどーすんだ問題はあって、  家(氷上)は安全だから一人で留守番ね→ウェッデル(アザラシ)、  子どもたちみんなで遊んでなさい→オットセイ、  お姉ちゃんお願いね→ハンドウやマッコウ(クジラ)、  さっさと育って一人立ちしてね→ズキン(アザラシ)、  母ちゃん貯金(貯脂肪

        • 子ども本来の姿

          (去る4/21に4か月ぶりに開催したはこだてこども食堂についてのスタッフJさんのレポート) 4時前、Nさん親子が来て、4時過ぎ早々、他の子ども達続々。私は「今日はみんな早いな!、子ども達はお母さんに、早く行こう!とせっついたな?」と勘ぐりました。 5時まで、お絵かき、折り紙など。小6のAさんが来て早々、「鬼ごっこをやっていいか?」と。私「ご飯をたべてからにしよう」と。すず辰さんが下ろしてくれた、輪投げ台、中学生になったSくんが、”子ども達を並ばせ取り仕切って!”、いました

        • 固定された記事

        amazon kindle で「主夫で八百屋もおもしろい!」出版しました!

        マガジン

        • 主夫な八百屋の子育て日記
          97本
        • はこだてこども食堂をやってみて
          15本
        • 八百屋のちょっとまじめな話
          76本
        • 子どもが学校にいかなくなったなら
          11本

        記事

          つながりを育ててきて

          見事に世界中に広がった新型コロナ騒ぎ。2-3年すれば風邪の一種になるのでしょうが、集団免疫がないし、薬もないし、厄介な肺炎にこじらせるとなる感染症ってことで、てんやわんや。 まもなく4年になる、店の隣の本通町会館の隣で続けてきた「はこだてこども食堂」も2月開催は大事みて中止。3月もどうするかと思ったのですが以下の取り組みをすることにしました。函館近郊で困っている保護者の方が身近にいらっしゃいましたら情報共有ください。 《一時預かり by はこだてこども食堂》 【概要】3/

          見守るおせっかい

          去る1/20、「広がれ!こども食堂の輪!全国ツアーin道南はこだて」というイベントにパネリストとして参加してきました。 イベント冒頭の、こども食堂の名づけ親で第一人者である、東京の八百屋、近藤博子さんの話にうなずき、勇気づけられることしきりでした。 歯科衛生士から、食の大切さを感じ、八百屋になった近藤さん。気まぐれ八百屋だんだんを立ち上げて10年。こども食堂を立ち上げて7年。 居酒屋の居ぬきを店舗にしたので、八百屋だけでなく、飲食スペースをイベントスペースとして、ワンコ

          人と人がつながる箸づくり

          建築士会函館支部青年委員会✕はこだてこども食堂(代表 すず辰) マイ箸づくり体験は美味しく楽しく無事開催されました 建築士仲間にこども食堂を知って欲しい こども食堂のみんなに建築士を身近に感じてほしい なので調理には建築士のめんこい女子2人に手伝ってもらい はしづくりには、親子と一緒にこども食堂スタッフの皆さんにも体験してもらい最後はみんなでいも団子汁を わいわいと食べながら こどもと大工さん こども食堂スタッフと設計士 いろんな組み合わせでおしゃべりする時間 今までも

          てまえみそ

          先週末、こども食堂で使うみそを子どもらと仕込みました。みそづくりは、北海道八雲町の服部醸造さんのご厚意でここ3年毎年続けています。 むかしは、それぞれの家庭でみそをつくっていました。毎年1年分のみそをつくり、「うちのみそは日本一」と自慢していました。そこから、自分で自分をほめることを「てまえみそ」というようになったのです。 事前にゆでた大豆をつぶし、こねるこねる。次に麹と塩といっしょに混ぜ、さらにこねこねこね。最後は団子状に丸めて、空気の層ができないように、桶に向って力強

          こども食堂の現場にて

          去る1月18日(木)は第21回の「はこだてこども食堂~つくってたべよ いっしょにたべよ~」の開催でした。 この1年、店の営業に注力していたので、子どもたちが集い調理を始める16時台は店におり、子どもたちの様子を見る機会がほとんどなかったので、久々に最初から最後まで本通町会館で過ごしました。 子どもらといっしょに作ったのは、チョコケーキとオムレツとおにぎりです。いつもより1時間早く15時過ぎに顔を出し始める子どもたち。 顔見知りの子どもを見つけて声掛けすると、「あれっ、八

          調理のおばちゃんの願い

          (調理担当のMさんの文章です) こども食堂では主に調理担当で台所中心の活動をしているのですが昨日は食事の後こども達と話をする時間がありました。 先月恋ダンスを練習していると言っていた女の子が出来るようになったと踊って見せてくれたり、寄付されたりんごやお菓子をいっしょに配ったり。鬼ごっこで暑くなってシャツ1枚になる子も。 今の世の中 親や先生、顔見知り以外の大人と子どもの接点が少なくなって来ていて 声をかけると変質者扱いされかねないし こどもの声がうるさいと保育園に苦情が

          こども食堂の様子(2016年8月)

          毎月第三木曜日。はこだてこども食堂の日です。じっとしていても汗が流れる季節ですが、調理と集まった人のパワーでさらに熱気ムンムンの「はこだてこども食堂」でした。 今月の献立は:お好み焼(3種類)、焼き野菜(ナス、ピーマン、ズッキーニ他)、ゆでとうきみ、きゅうりの一本漬、デザート(フルーツヨーグルト)、麦茶。 今日は、あちこちで手をぐるぐるまわす、混ぜる様子が目につきました。 お好み焼にかけるマヨネーズづくり、山芋すり、生クリーム泡立て、お好み焼の生地づくり (実際の様子は

          こども食堂の様子(2016年6月)

          6/16(木)は、二回目の子ども食堂でした。多くの子どもたち、保護者、スタッフが参加しての回となりました。(こども21名、保護者8名、大学生3名に、スタッフ18名の総勢50名) 肉巻き、ホウレン草ごま和え、お煮しめ(大根、人参、椎茸、ホタテ、こんにゃく、卵、昆布)、ご飯、ズッキーニの味噌汁、パウンドケーキ他、子どもたちが炒めたアスパラやだしを取ったあとの鰹節と昆布の佃煮もありました。 準備中は、元気よく遊びまわる子ども(うちの子含む)、料理する子ども、一人のスタッフさんに

          「稼ぎ」と「仕事」

          すず辰の前掛けには、「味本位」と「三方よし」という文字があります。すず辰のマーク、三つ巴にも、この「三方よし」の意味を含ませています。 この「三方よし」、近江(滋賀)の商人に伝わる家訓として、「売り手よし、買い手よし、世間よし」が大事だという教えです。売り手だけでもダメ、買い手だけでもダメ、世間様も満足させなければ、本当の商売でなく、かつ長続きしないということです。 他にも、昔の商人は、「稼ぎ三割、仕事七割」とも言いました。この場合の仕事は、「周りの人への奉仕」をいったよ

          はこだてこども食堂をやってみて

          こども食堂 やってます 店の隣にある函館市本通町会館にて、毎月第3木曜日に「はこだてこども食堂」をボランティアの人たちとやっています。テーマは「つくってたべよ いっしょにたべよ」。毎月、子どもらといっしょに料理をして、温かい食事をみんなで楽しんでいます。 「こども食堂」というと、世間的には「孤食や貧困」との関連で報道されがちです。問題の根っこは、地域の大人が地域の子どもの成長を見守りづらくなっている今の社会状況にあるように感じています。もし本当に食べるに困っている子ども

          はこだてこども食堂をやってみて

          「本と野菜のセット」 読んで楽しいエッセイ集と 食べて美味しい旬の野菜と果物のセット 読書好きで美味しいもの好きなあの方へ ※エッセイ集の3-4巻「主夫な八百屋の子育て日記」との詰め合わせで"子育て応援セット"に 対応は12/25受注まで #ギフト #gift #お歳暮

          「本と野菜のセット」 読んで楽しいエッセイ集と 食べて美味しい旬の野菜と果物のセット 読書好きで美味しいもの好きなあの方へ ※エッセイ集の3-4巻「主夫な八百屋の子育て日記」との詰め合わせで"子育て応援セット"に 対応は12/25受注まで #ギフト #gift #お歳暮

          店は12月いっぱいで

          突然ですが12月いっぱいで店を閉めることになりました。 最終営業日は今のところ12/30(土)です。 今年の3月、10周年を迎え、エッセイ集4部作を9月に出し、出版トークイベントも行い、この勢いで10周年記念すず辰応援セットでも売り出して…と思っていたのですが、10月急転直下、家族で大阪への引っ越しが決まりまして。 引っ越しは3月の予定ですが、1—2月は根雪でどうしても売り上げが落ちてしまうため、切りよく年内12月いっぱいで閉店します。 正直、コロナ禍の外出自粛