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海棲哺乳類の子育ていろいろ

熊本市議会での子連れ参加について、海棲哺乳類の生態学者である女房がつぶやいていた内容がなるほどやったので、許可とってそのまま引用します。

『海棲哺乳類にとっても、母親が仕事(餌捕り)してる時、子どもどーすんだ問題はあって、

 家(氷上)は安全だから一人で留守番ね→ウェッデル(アザラシ)、

 子どもたちみんなで遊んでなさい→オットセイ、

 お姉ちゃんお願いね→ハンドウやマッコウ(クジラ)、

 さっさと育って一人立ちしてね→ズキン(アザラシ)、

 母ちゃん貯金(貯脂肪)たっぷりだから子育て中は働かなくていいのよ〜
→ゾウアザラシとかヒゲクジラ、 とかいろいろいます。

子育ての方法は、環境に合わせて体といっしょに進化してくんだけど、社会性を進化させてく方法もあって、ハンドウイルカやマッコウクジラとか、群れで生きる動物達はそうしているわけで。

ヒトだって社会性のある動物なんだから、社会を変えればいいじゃん、と思うわけです。』

共働きが増え、人の移動も増えて、血縁だけの助け合いでは難しくなっている昨今。社会全体でどう子育てをしていくのか、もっとにこやかに考えて行けたらいいのになと思います。

「親の責任だ」とか「自己責任だ」といったことが言われてしまいますが、
「自助」だけでなく、「公助」だけでもなく、「互助」や「共助」のある社会がまっとうで温かい社会なのかなと、こども食堂の活動 を通じて思います。

人と人のつながりは大きな力ですから。

#はこだてこども食堂 #こども食堂 #函館 #子育て  海棲哺乳類 #社会性

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