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自分たちのできる事に集中することの大切さ

昨日は休日参観で授業を見学いただいただけでなく、たくさんの保護者の方々が練習の見学にも来ていただいてありがとうございました。


それぞれの保護者の皆様にご挨拶ができなくて本当に申し訳なかったです。


練習を見ていただいて、普段の雰囲気が少しでも感じて頂けたらありがたいですし、もし何かご意見ご感想などがあれば(良いものも悪いものも全部ひっくるめて)遠慮なくご連絡いただければ幸いです。



昨日の練習で僕が感じたことをつらつらと書き記しておきます。



昨日は授業後、体育館での練習までに少し時間があったので教室で待機しながら選手と一緒にNBAをテレビで写して観戦(研究)していました。

かなり面白いゲームだったので、選手たちも良いプレーが決まれば「おぉ〜!」とか「ヤバイ!」とか言いながら楽しんでくれていたように思います。


そうしてモチベーションを上げて、外でウォーミングアップとトレーニングを行った後に体育館での練習に移りました。


僕としては夏季大会までの残り少ない期間、1日たりとも無駄な時間を過ごしたくないと思うのと同時に


せっかく観に来ていただいた保護者の方々に「良いところ見せろよ?」と内心思っていました。


ところが選手たちの動きは鈍く、僕はモヤモヤして練習の様子を見ていました。


いつも通りの反応や活気が感じられず、何でだろう?と考えた時に、自分の中で立てた仮説が


「もしかして緊張してる?」


でした。


そういえば春季大会でのゲームの入り方も重いスタートになり、結局調子を掴めないままズルズルと試合を終えてしまった事を思い出しました。


今の2、3年生は様々な学校行事や公式試合等がなく、例え自分たちの保護者であっても「観られる」という事に慣れていないんじゃないか。


ただ、そうだとしても緊張して本来の練習の強度が下がってしまっては本末転倒です。


なので途中から僕もスイッチを切り替えて、どうにかしてプレーに集中していくかにエネルギーを注ぎました。


夏季大会は3年生最後の公式試合ということもあり、多くの保護者や観客が見にくることも予想できます。


何なら同級生が見に来ることもよくあります。


そして勝ち進んでいけば大きな会場でたくさんの観客の中で試合を行わなくてはいけません。


大きな会場に慣れていないチームの選手が会場の雰囲気に飲まれてしまい、気がついたらゲームが終わっていたというのはよくある話です。


高校野球で、甲子園に初出場したチームなんかはよくこういう状態を見かけます。


大切なのは、緊張していることや浮き足立っている自分たちの状況をしっかりと認識して受け入れること。


そして何よりも「自分たちのできること」に集中すること、です。



昨日の練習の中でも

ちゃんとボールを掴む、一生懸命走る、ボールを取りに行く


とか


なんとかして守る(必死に食らいつく)


といった当たり前のことをしっかりと行い、できる事に集中するように促していった時にようやくプレーに活気が生まれてきました。



僕としてはもっと声をかけたり、練習の雰囲気を盛り上げたりできるように自分たちで促していって欲しかったのですが


それでも練習に集中していない状況から修正できた点では良かったのではないかと思っています。


こういったことは公式戦の中でも起こりうることなので、次は自分たちで気付き改善する必要があります。


こんな感じで選手だけでなく、コーチ陣にとっても毎日が学びの日々です。


ちなみに昨日は練習後にKコーチと食事をしながら夏季大会までのスケジュールとチームの課題整理をしてきました。


F先生だけでなくKコーチも含めて、今のチームは本当にスタッフにも練習環境にも恵まれていてありがたいです。


Kコーチは自分の将来もことも進めて行かなくてはいけないので

「無理せず来れる時だけ来てね」


と伝えると


「いえ、夏季大会までの時間は短いので、この期間は無理させてください!!」


と変態的な人の良さを発揮してくれて、思わずいつも笑ってしまいます。笑



あとは自分たちの成長を求めて行動し、結果を出すだけですね!笑



夏季大会まであと”43日”です。



自分たちのできる事に集中し、しっかりとエネルギーを注いで日々成長していきましょう!!



(以下、写真は1.2年生で明徳高校に合同練習に行った際の写真です。)



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