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歯医者が怖い。

歯医者が怖い。大人になっても苦手なものは苦手なのだ。
先日、三ヶ月に一度の定期検診に行った。
前回何も問題なかったので、今回もそうだと思っていた。。。

「結論から言うと、前歯に虫歯が三箇所あります。まだ初期段階なので、
2,3回来ていただければ治療は完了しますよ。早めに見つかって良かったですね!」

良くない。何も良くない。欠かさず定期検診に来ているのは、美味しいものを食べることが人生において至高の時間であり、それには歯の健康が不可欠だからだ。
サプリ的なもので健康な口内環境が保たれる時代が来てほしい。
研究者各位。何卒よろしくお願いいたします。

そんなこんなで、先日一回目の治療をしてきた。

「先生、どのくらい痛いでしょうか」

「虫歯自体は小さいので、麻酔かけちゃえば全然大丈夫だと思いますよー。
じゃあ早速麻酔していきますね。ちょっとチクッとしますよー」

唇の感覚が麻痺していくのがわかる。

「じゃあ治療始めていきますね。痛かったら手をあげてください」

ヴウウイイイイインン キーーーーーーーーン

これほど人を不快にさせる機械音は他にないと思う。
緊張感は高まり恐怖を増幅させる。

てか痛い。普通に痛いじゃん。神経に来る独特の痛み。
何もかも捨てて逃げ出したい。

すぐに手を挙げた。

「じゃあ麻酔足しますねー」

はあ???

最初から気絶寸前まで麻酔入れろよ!

治療が終わる頃には、お腹の上で組んでいた両手がじんじんしてた。
体感だと1時間くらいかかったが、時計を見ると30分しか経っていない。

「次回は残りの歯の治療です。それで最後になる予定です」

私は願う。次が最後の治療になると。。。


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